杜の都・仙台を中心に、日本を代表する美しい自然や歴史的遺産も多い宮城県。そんな中で素敵な建築物やアートスポットが多いのも宮城の魅力。本記事では、SNSでも話題の映えスポットをご紹介します。

【1】幻想的な影絵の世界「藤城清治メルヘンサロン」

笹かまぼこの名店「鐘崎」の笹かま館に併設されている施設。影絵作家・藤城清治氏の作品が無料で見学できます。氏自ら考案した影絵の世界は、カミソリと数百色のカラーフィルターを操り、幻想的な世界を作り出しています。小人や小動物など愛らしいモチーフから聖書や童話の世界、風景画など幅広いテーマで表現されています。本館でもある鐘崎笹かま館では、笹かま手作り体験やショッピングが楽しめます。

【2】豪華絢爛な霊廟「瑞鳳殿」

1637年に建立された伊達政宗公の霊屋。豪華絢爛な廟建築で目を見張るのが瑞鳳殿で、桃山文化を今に伝えます。1931年に国宝に指定されましたが、戦災によって焼失。現在の建築は1979年に再建されたものです。二代忠宗公の感仙殿、三代綱宗公の善応殿などもあり、こちらも極彩色の壮麗な建築です。杉の老木に囲まれた境内は、清々しい空気に包まれていて、パワースポットとしても名高い場所なのでゆっくり参拝を楽しみたい場所です。

【3】大きさも胎内の豪華さにも驚き「仙台大観音」

仙台市泉区の丘の上にある寺院で、正式名は「真言宗智山派 新界山 大観密寺(しんごんしゅうちさんは しんかいざん だいかんみつじ)。」観音様の高さはなんと100mもあり、市内のさまざまな場所から、その姿を見ることができます。アメリカの自由の女神像よりも7m大きく、世界の巨像の中でも有数の高さを誇っています。その姿から「ゲームに出てくるラスボスのよう」と人気ですが、胎内もまるで宇宙船のように美しいので必見です。

【4】神々しい存在感「White Deer(Oshika)」

「Reborn-Art Festival(リボーン アート フェスティバル) 」で展示された作品の一つで、現代彫刻家・名和晃平(なわ こうへい)氏の彫刻作品です。日本古来の神話などに登場する「神鹿(しんろく)」をモチーフにして作られています。高さが6m以上もあり、神々しさも存在感も抜群です。石巻市荻浜に常時展示されていますが、2027年までの展示予定となっています。