「給料が少なすぎてお金が貯められない!」

このような悩みをお持ちの人もいるのではないでしょうか?実は、お金を貯められるかは収入の多さではなく、「お金を貯める姿勢」が大きく関係しています。

この記事では、お金がたまらない人の間違った貯金方法を3つお伝えします。

■間違った貯金方法1:余ったお金で貯金しようとしている

お給料から生活費を使い、余ったお金を貯金するのはかなり困難です。特に、計算もせずどんぶり勘定で生活費を使っているケースは危険。貯金するお金を残せずに、赤字になるケースもあります。

強制的にお金を貯めるためには先取り貯金がおすすめ。給料をもらったらすぐに、貯金したい分は分けて管理しましょう。そうすれば、貯めたい金額のお金がどんどん貯まっていきます。

■間違った貯金方法2:普通預金で貯金しようとしている

貯金を増やしたいのであれば、普通預金ではなく定期預金やNISA制度などを活用するのをおすすめします。普通預金で管理していると簡単に引き出せてしまうので、なかなか貯金が貯まらないからです。

とくに、設定してしまえば毎月勝手に積み立てできる「つみたて定期預金」や「つみたてNISA」を活用すれば、毎月決まった金額を別口座に振り分けてくれるので便利です。

元本保証を希望するのであればつみたて定期預金、リスクがあったとしても運用で資産を増やしたいと思うのであればつみたてNISAを活用するのがおすすめです。

■間違った貯金方法3:ボーナスで一気に貯金しようとしている

普段の給料は貯金せずに、ボーナスで一気に貯金しようという考え方も危険です。

ボーナスは企業の業績や経済状況に左右されるので、支給額が大きく減ることもあり得ます。そのため、貯金をボーナス頼りにしていると、万が一ボーナスが減ってしまったら一切貯金ができなくなってしまいます。

ボーナスで貯金を増やすという考えも大切ですが、基本的には毎月の給料から貯金をする習慣を身につけるのがおすすめです。

■お金に対する姿勢を正すところから

これまで貯金ができなかった人がお金を貯めるためには、そもそもの意識を変えていく必要があるかもしれません。

お金を貯める姿勢をきちんと正せば、どんどんお金が貯まっていくようになります。心当たりのある人は、将来のためにもぜひ一度お金に対する意識を見直してみてください。

文・勝目麻希(ファイナンシャル・プランナー) 新卒で総合職としてメガバンクに入行し、法人融資・金融商品販売等を担当。自分の金融知識や実務経験を活かしたいと独学でライターの道へ。現在はファイナンシャル・プランナーの知識を活かして金融系メディアを中心に執筆。