ソウルにある五大古宮のひとつ「昌慶宮」や、映える写真を撮りながら散歩したい「京義線ブックストリート」、巨大な本棚に圧倒される「ピョルマダン図書館」など、知る人ぞ知るソウルの穴場観光スポットをご紹介します。

1.雲峴宮

現在の「雲峴宮」全景

仁寺洞にある「雲峴宮(ウニョングン)」は、朝鮮王朝末期の政治家として知られる興宣大院君(フンソンデウォングン)の私邸で、その息子である朝鮮王朝第26代国王・高宗(コジョン)が生まれて王位に就く12歳まで過ごした場所。ソウルにある他の王宮と比べ質素なイメージですが、史跡第257号に指定されており、韓国近代史を語る上で欠かすことができないスポットです。

お誕生日祝賀訪問の様子を再現

権力の全盛期は、現在の「雲峴宮」周辺にある徳成女子大学、在大韓民国日本国大使館広報文化院、校洞小学校などの一帯全てが「雲峴宮」の敷地で、かなりの規模だったと考えられています。

しかし、興宣大院君が政治の表舞台から退いた後は、徐々に衰退し、日本による統治時代や朝鮮戦争などにより破壊されていきます。その後、保存状態の良かった建物だけでも残そうと、1993年~1996年にかけて補修を行い、1996年10月26日から一般公開となりました。

2.コルベンイ横丁

乙支路のコルベンイ(巻き貝)料理は、よろず屋で缶詰のコルベンイをおつまみにする客に、サービスで簡単に味付けするようになったのが始まりでした。現在のコルベンイ横丁の専門店では、風味が良く柔らかな韓国産のバイ貝の缶詰を使用しています。

「韓国の映画やドラマでよく見る、野外テーブルでお酒を飲みたい!」という憧れがある方には、特におすすめ。通行人の話し声、車の通り過ぎる音を聞きながら、街の真ん中で飲む気持ち良さを満喫できる穴場です。

3.昌慶宮

弘化門

韓国・ソウルにある五大古宮の一つ「昌慶宮(チャンギョングン)」。朝鮮王朝500年の歴史の中で、政権を揺るがした様々な事件が起きた場所として知られています。

ここには一般的な古宮建築とは違い、正門である「弘化門(ホンファムン)」などが東向きに建てられているという特徴があります。理由には諸説ありますが、自然が持つエネルギーが運気に大きな影響を及ぼすことから南向きは不吉だったなどと言われています。観光客も少なく、のんびり歴史散策をしたい方にはおすすめの穴場スポットです。