独特な空気感で非常にミステリアスな魅力を持つ個性派女優の安藤サクラさん。コアなファンが多い日本の芸能界を代表する名女優の1人ですよね。今回は安藤サクラさんの本気の演技が光る出演映画作品を全部で34本まとめてご紹介致します!
安藤サクラのプロフィール
名前:安藤サクラ
生年月日:1986年2月18日
出身地:東京都
身長:160センチ
血液型:A型
所属事務所:ユマニテ
代表作品:ドラマ「まんぷく」、映画「万引き家族」など他多数
個性派女優として難しい繊細な役を見事に演じきることで有名な安藤さくらさん。
自然体で飾らない素朴な雰囲気と鬼気迫るほどの女優魂が絶妙にマッチしている女優さんで、他に類を見ないほどの存在感をかもしだしていますよね。
安藤サクラさんが出演している映画はどれも一度見るとまた何度も見返したくなるような味わい深い作品が多く、改めてその演技力の素晴らしさに感動してしまいます。
今回は輝かしい映画賞もたくさん受賞している本格派の女優、安藤サクラさんが出演している映画について、過去の作品から最新映画「万引き家族」までの全34本を一挙まとめてあらすじとともにご紹介致します♪
最新出演映画は「万引き家族」!
安藤サクラさんの最新出演映画は、2018年6月公開の「万引き家族」という作品になります。主人公の中年男性をリリー・フランキーさんが演じ、安藤サクラさんはその中年男性の年の離れた妻を演じています。
親が死亡したあとも届を出さないまま年金を不正受給していた家族の姿を描いたR12指定作品で、第71回カンヌ国際映画祭でパルム・ドール賞という最高賞を受賞して話題となりました!
この「万引き家族」での舞台挨拶で安藤サクラさんは共演した他の役者さんのことを「キャビアなのに納豆ごはんのような感じ」と語っていて、「豪華キャストながらもいつも身近にいる仲間のような心地良さを感じていた」という気持ちを独特な表現で表して注目を集めていました。
安藤サクラの出演映画一覧
ついにカンヌ国際映画祭で賞まで受賞した安藤サクラさんですが、これまでにも「万引き家族」に匹敵するほどの素晴らしい映画作品に数多く出演しています。
簡単なあらすじと一緒にその映画作品を振り返ってみましょう。
DESTINY 鎌倉ものがたり(2017年)
西岸良平さんの漫画を実写化した映画で、鎌倉を舞台にしたミステリー風の作品です。安藤サクラさんの死神役はぜひ必見の名役になっています。
奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール(2017年)
渋谷直角さんの漫画を原作にした映画で、とても長い題名からしてインパクト抜群の作品。奥田民生さんに憧れる1人の男が主人公の物語です。
追憶(2017年)
幼い頃から複雑な家庭環境に育った捜査一課の刑事が主人公が、運命によって翻弄される様子を描いたサスペンスドラマ。岡田准一さんが主演を演じています。
島々清しゃ(2017年)
沖縄の慶良間諸島を舞台にした作品で、耳が良過ぎるために他人とうまく接することができず悩んでいる女の子と、バイオリニストの女性の心の交流を描いています。
ディアスポリス -DIRTY YELLOW BOYS-(2016年)
「すぎむらしんいち」さんの漫画が原作になっています。裏社会に生きる男にスポットを当てた作品で、大人のためのエンターテインメント作人として話題を集めました。
白河夜船(2015年)
「白河夜船」は「しらかわよふね」と読みます。吉本ばななさんの小説を元に映画化されました。心に寂しさを抱える女性があることをキッカケにして人生に前向きになっていく様子を綴っています。
娚の一生(2015年)
「娚の一生」は「おとこのいっしょう」と読みます。西炯子さんの大ヒット漫画を実写化した作品で、都市の離れた男女の静かな恋を描いた大人のための映画です。
百円の恋(2014年)
些細なことで実家を追い出され100円ショップのアルバイトをして1人暮らしを始めた女性が、そこで知り合った男性と奇妙な恋に落ちていくというストーリー。
R15指定作品で少し過激な表現もありますが、見て損は無しの名作です。
0.5ミリ(2014年)
安藤モモ子さんの小説が原作になっています。安藤サクラさんがヘルパー役の女性で登場し、老人たちとの交流を描いたヒューマンストーリーです。
春を背負って(2014年)
笹本稜平さんの小説が元になっています。奥秩父の標高3000メートルの大自然の中に立つ1軒の山小屋を舞台にした家族の物語です。
家路(2014年)
いろんな問題を抱えながらも、それでも支え合って生きていく家族の姿を描いた作品です。松山ケンイチさんが主演を演じています。見終わった後に様々なことを考えさせられる良作として注目を集めました。
今日子と修一の場合(2013年)
2011年3月に起きた未曾有の大惨事である東日本大震災をテーマにした作品です。被災した男女のリアルな姿が印象深く描かれています。
ペタル ダンス(2013年)
自殺未遂したかつての友人に会うために旅に出る3人の女性の物語です。それぞれに人生の悩みや問題を抱えている女性たちの繊細な心の揺れ動く様子が丁寧に描かれています。
きいろいゾウ(2013年)
西加奈子さんの小説を実写化した作品です。心に傷を負った売れない小説家の男性と、動物や植物の声を聞くことができる能力を持つ女性との不思議な結婚生活を軸にした物語です。
その夜の侍(2012年)
同名の舞台劇を原作とした映画作品で、赤堀雅秋さんが監督および脚本を手掛けています。妻がひき逃げ事故にあい、その復習のために生きる男が主人公です。
かぞくのくに(2012年)
在日韓国人であるヤン・ヨンヒ監督が自身の半生や思いを振り返りながら作った作品です。かけがえのない家族の大切さが身にしみて分かる名作品です。
愛と誠(2012年)
原作は梶原一騎さん、作画はながやす巧さんによる漫画の実写化映画。キャッチコピーは「天使が悪魔に恋をした」で、ミュージカル調の少し変わったラブストーリー作品です。
ライフライン(2011年)
石橋蓮司さんと安藤サクラさんの名演技が光る「ライフライン」。ゾンビが登場するホームドラマという異色作で、非常に興味深い映画になっています。
トルソ(2010年)
今時女子でありながら携帯電話も持たず、合コンなどの華やかな場所にも一切に顔を出さない一見地味なOLは、人には言えない秘密を抱えているという非常に興味を惹かれるストーリーでになっています。
SR サイタマノラッパー2 女子ラッパー☆傷だらけのライム (2010年)
音楽に人生を捧げている女子ラッパーたちが希望を胸に夢に向かっていく姿を描いた物語。同じく夢を抱えている人にぜひ見てほしい1作です。
ケンタとジュンとカヨちゃんの国 (2010年)
複雑な生い立ちの男女が共に精神的に支え合って生きる様をリアルに描いた作品。松田翔太さん、高良健吾さん、そして安藤サクラさんが主演を演じ、大きな話題を集めました。
スイートリトルライズ(2010年)
江國香織さんの小説が原作になっています。心が離れ冷え切った関係んいなってしまった夫婦が、それぞれパートナーとは別の異性と恋に落ちてしまうという大人のストーリーです。
すべては海になる(2010年)
山田あかねさんの小説を実写化した映画です。愛のない肉体関係ばかり結んでしまう女性が、ピュアな男子高校生と恋に落ちるという作品です。
僕らは歩く、ただそれだけ(2009年動画公開/劇場未公開作品)
劇場未公開作品です。なんてことはない平凡な日々を綴ったシンプルなストーリーですが、安藤サクラさんのひたむきな演技が心に残ります。一部ファンの間では非常に高い評価を受けている名作です。
クヒオ大佐(2009年)
1970年から90年にかけて女性たちに結婚詐欺をしていた実在の日本人の姿を描いた作品です。なぜ女性たちが1人の男に騙されてしまったのか。堺雅人さんが結婚詐欺師の役を演じています。
色即ぜねれいしょん(2009年)
「みうらじゅん」さんの小説が原作になっています。ボブ・ディランを敬愛する冴えない男子高校生が、ある日「フリーセックス」主義が蔓延する島に誘われたことから運命が回り出します。
罪とか罰とか(2009年)
万引きで捕まったアイドルが一日警察署長をすることになり、そこで殺人金なった元恋人と再会するというストーリ。成海璃子さんが主人公のアイドル女性を熱演しています。
愛のむきだし(2009年)
幼い時に母を亡くした青年が理想の女性を追い求めていくストーリー。個性派監督と言われる園子温監督の23作目の作品で、見ている人の意表をつく物語に仕上がっています。
俺たちに明日はないッス(2008年)
「さそうあきら」さんの漫画を実写化した映画です。女の子に興味津々の男子高校生3人組の姿を面白おかしく描いたコメディ作品です。
むずかしい恋(2008年)
風情のあるバーを舞台に大人の恋愛模様を描いた作品です。見る人によっていろんな感想を抱かせる作品で、まさに「恋はむずかしい」と実感してしまうような映画になっています。
風の外側(2007年)
裕福な家に生まれた女子高生と、そのボディガードをすることになったヤクザな男との恋を描いた物語です。まったく違う立場の2人の恋は成就するのか、最後まで見逃せない青春映画です。
長い散歩(2006年)
とある初老の男が虐待を受けている少女に寄り添い、心の距離を埋めていく感動の物語。緒形拳さんが主役を演じて注目を集めました。