サウナはまるで恋愛のようでもあり……

ーー「日刊サイゾー」での連載が終わってから1年がたちまして、プロレスのリング上ではさまざまなことがあったと思うのですが、サウナまわりでも印象的な出来事ってありましたか?

勝俣 僕はこの連載が終わった4カ月後にケガをして、そこから8カ月間プロレスができなかったんです。

ーー昨年5月の試合で、右足距骨の粉砕骨折という大ケガを負ったんですよね。

勝俣 はい。かなり落ち込みました。松葉杖だったんで、3カ月くらいサウナにも入れなかったし。サウナに入りたすぎてなのか、サウナ室に閉じ込められる夢も見ました……。でも逆にサウナから一回離れたことで、愛が増したかも。

実は連載が終わるくらいの頃には、サウナ熱が少し落ち着いてしまっていたんです。自分が総支配人をやってる「Sea Sauna Shack」があるから、よそのサウナに行く機会も減っていたし。でもケガをきっかけに「サウナに入れない」という状況に陥ったことで、サウナのありがたさを再認識できて、もっと好きになった。今年はいろんなサウナに行こうとモチベーションも上がってます。