『おれパラ』声優4人のうち、成功しているのは小野大輔のみ?

 一方で、アーティストとして失敗していると思う声優について聞いたところ、同じくランティスレーベルの男性声優で、毎年12月に音楽の祭典『Original Entertainment Paradise』(以下、『おれパラ』)を開催している鈴村健一、森久保祥太郎、寺島拓篤、小野大輔の名前が挙がった。彼らには「歌唱力が伴っておらず、プロのアーティストを“気取っている”だけでは」(イベントスタッフ)という厳しい声も聞こえてくる。

「まず鈴村は、楽曲制作の時点で大ファンのMr.Childrenを意識しすぎていますし、森久保もそれほど売り上げを持っていない上に独りよがりな曲を作ったり、気まぐれにユニットを結成して放置したりと、ファンの目線に立って活動していない印象が強い。寺島も売り上げは振るいませんから、こうして見ていくと彼らのアーティスト活動は“失敗”寄りなのでは」(同)

 4人の中で、小野は唯一、安定した売り上げを誇っているというが……。

「彼はもともと歌もダンスもそれほど上手ではなく、やはりアーティストとしては微妙と言わざるを得ない。それでも人気があるのは、ヘタなりに一所懸命なパフォーマンスが人を惹きつけるからでしょう。ファンを満足させているという点でいえば、彼はある意味、『おれパラ』の中で唯一成功しているといえるのかもしれませんが」(同)