「お金が貯まらない」とお悩みの人は、自分の部屋を見直してみるといいかもしれません。貧乏な人の部屋には共通する特徴があるからです。

当てはまっている項目がないか、さっそくチェックしてみましょう。

■貧乏な人の部屋の特徴1:不要な物であふれている

貧乏な人の部屋は、使わない物であふれかえっている傾向があります。使っていない物でも、捨てられずため込んでしまう人が多いからです。

いざ必要になっても、探し出せずに重複して買ってしまうこともしばしば……これではお金は貯まりません。

本当に必要な物だけを購入する習慣をつければ、お金が貯まりやすくなるでしょう。

■貧乏な人の部屋の特徴2:着ていない服の山がある

あなたの部屋には、着ていない服の山がありませんか?

貧乏な人はバーゲンセールに目がなく「安いから」という理由で次々と服を買ってしまいます。

着なくなった服でももったいなくて捨てられないため、収納場所に収めきれず部屋に積み上げる結果に。

いくら安くなっていても、本当に気に入った服でなければ買わない勇気を持ちましょう。

■貧乏な人の部屋の特徴3:床に物を直置きしている

貧乏な人は、物を床に直置きする傾向があります。

物を床に置くと部屋が狭くなって使いづらくなり、心がすさんできます。そのような状態では、仕事にも身が入らなくなるでしょう。

物を床に置くのは「収納場所を決めていない」もしくは「収納が面倒」のどちらかです。

物を管理する能力を身につければ、仕事にも良い影響が出てお金が貯まりやすくなるでしょう。

■貧乏な人の部屋の特徴4:掃除が行き届いていない

物が多い部屋は片付けないと掃除ができないため、徐々に掃除自体が面倒になっていきます。貧乏な人の部屋が汚れがちなのは、物が多すぎるのが原因でしょう。

お金持ちの人は常に家の中をきれいにしていて、いつ客人が来ても慌てることがありません。

「いつでも人を呼べる部屋」を目指せば、物を買いすぎて無駄遣いすることもなくなるでしょう。

■貧乏な人の部屋の特徴5:テーブルに空きスペースが少ない

貧乏な人の部屋のテーブルは、書類やお菓子、ハンドクリームなどの化粧小物で埋め尽くされており、空きスペースがほとんどありません。

一方、お金持ちの人のテーブルは、すっきりと片付いていてきれいな花が飾られているイメージがあります。

お金を稼ぐ力のある人は判断能力が的確なので、片付けも難なくこなせるのでしょう。

■部屋を片付けてメリハリのある生活を

物が多いと片付けや掃除に時間がかかり、目に見えないコストがかかってしまいます。

まずは部屋を片付けて、メリハリのある生活習慣を身につければ、精神的に豊かになってお金も貯まりやすくなるでしょう。

文・たなべようこ(金融ライター/ファイナンシャル・プランナー) 証券会社に10年勤務。主に個人向けの資産運用アドバイスを行う。現在は金融関連資格と自身の投資経験を活かして、金融ライターとして活動中。