私はカードの利用履歴のことを指す「クレジットヒストリー」に傷が付いていませんでした。さらに、ある程度貯金を持っていたことも影響していたのではないかと思います。

カード申し込みの時点で、約半年分の生活費くらいの貯金があったので、無職とはいえ支払い能力はあると判断されたのではないでしょうか。

なお、私はこれまでカードの審査に落ちた経験はありません。グレードの高いカードに申し込むと、おそらく審査に落ちると思いますが、そこは高望みをしないように心がけています。

無職で収入がない状態でもカードを作るコツとしては、支払いの実績を積む機会を増やすことが重要だと思っています。具体的には、生活費の支払いの大部分をクレジット払いにし、必然的に毎月のカード利用額も増えて実績につなげていくなどです。

また、申し込み時点での貯金額にも注意したほうがいいでしょう。無職の人が支払い能力を示すには、貯金額の申告が一番の証拠となると考えています。

(20代・男性)

今回は、クレカ発行にまつわるエピソードを紹介しました。あなたの周りにも、こうした人がいるか考えてみてくださいね。

文・fuelle編集部