一連のやり取りを受けて、ネット上では「転売するわけではなく被災地へ送るためですよね。何の被害にも遭っていない地域はいつでも買い物できますし、迷惑にならない範囲で行動している人を批判する権利なんて誰にもない」「寒さによる乾燥と感染予防を含む衛生管理とか、物資のラインナップも見事に考えられていて素晴らしいじゃないか」「被害のない地域なら仮に売り切れてもすぐまた納品されるよ。何でもかんでも批判して、支援したいと思ってる人の心を折ってはダメだと思う」といった声が相次ぎ、ダレノガレを称賛する人が続出しているようだ。
実際、時間に余裕があればメーカーなどに掛け合ったほうがいいのだろうが、すぐにそろうとは限らないため、早く物資を届けたい場合は「被害のない地域で、他の客の迷惑にならない範囲で複数の店を回って買い集める」という今回の方法がベストなのかもしれない。東日本大震災などの時の買い占め行為が記憶に残っている人は多く、そのために批判が噴出したのだろうが、今回は事情が異なるといえそうだ。
芸能界では、高額の寄付が相次いでいるほか、22日には歌手のMISIAが珠洲市と能登町の避難所で炊き出しに参加し、これまで福祉活動やボランティア活動などに私財40億円以上を投じてきたという俳優の杉良太郎らも被災地支援に乗り出している。ダレノガレも含め、影響力のある人気タレントたちの活動によって支援がいっそう活気づくことを期待したい。