(本記事は、三浦拳/三浦月氏の著書『「自分ブランド」のつくり方』つた書房、2018年4月26日刊の中から一部を抜粋・編集しています)
※以下、書籍より抜粋
SNSでなぜ夢が叶うのか
引き寄せの法則とは?
あなたの周りの夢を叶えている人たちが使っている、引き寄せの法則はご存知ですか?
自分の時間を楽しみながら、欲しいものを買ったり、行きたいところに行ったり、なんて羨ましい人生なのだろうと思ったこともあるでしょう。
そんな、人生を思い通りに生きている方たちが使っているのが引き寄せの法則です。
本屋さんに行けば引き寄せ関連の本はたくさん並んでいますし、ブログなどでもよく見かけると思います。なんとなく夢が叶う法則と知っていながらも、具体的にはイマイチわからないという方が多いでしょう。
簡単にいうと、引き寄せの法則は、楽しいときはさらに楽しい出来事を、腹が立つときはさらに腹が立つ出来事を引き寄せるといわれています。
そして好きも嫌いも関係なく、感情や言葉、イメージに引き寄せられます。
引き寄せのほとんどは、夢が叶うための情報がどんどんやってきたり、理想のお客様がたくさん来たりすることです。
突然、カタチのなかったものが目の前にポンとやってくるのが引き寄せではなく、引き寄せの多くは、人が運んでくれるものです。
その自分の夢を叶える情報や土台を運んでくれる人と出会うのがSNSで、夢を叶えるためのノウハウを得ることができるのもSNSなのです。
「引き寄せ」は目に見えるものではないし、なんとなくスピリチュアルなイメージがありませんか?
私はもともとカタチのないものが苦手で、引き寄せって、なんだよそれ! と思っていました。
引き寄せは自分の意識の中にある
というのも、小さなころから両親の教育方針で私は引き寄せについて口うるさく教え込まれてきましたし、夢を黄色い紙に赤いペンで書かされたり、ポジティブな言葉を2段ベッドから見える天井に貼られ、トイレにも貼られ、それをひたすら朗読させられたりしていたからです。
しかし、子供ながらに言われた通りにしていると、なんとなくうまくいくものだなと感じていました。
大人になり、実践すればするほど引き寄せはスピリチュアルなものではなく、とても理にかなった成功の法則で、夢を叶えるには必要な要素だということがわかりました。
今思えば、そのような教育をしてくれたことに感謝しています。
引き寄せの法則を身近なことに例えると、ブランドもののバッグが欲しいなと思っていたとします。
欲しいからネットで探したり、情報を集めていると、自分の欲しいブランドのバッグを意外とたくさんの人が持っていることに気づいたりします。
男性は、自分の奥さんが妊娠すると妊婦さんばかりが目について、世の中にはこんなにも妊婦さんであふれているんだな、と思うらしいですね。
自分が意識と注意を向けているものが引き寄せられる(見つけることができる)ということのようです。
私は残念ながらまだ経験していないので妊婦さんはあまり目にとまりませんが、欲しい車をインターネットで調べたりしていると、街中でその車を目にします。
これも、引き寄せの一部です。
引き寄せは特別なことではない
「あれ? 引き寄せって当たり前のこと?」そう思っていませんか?
その通りです。
他にも、抽選でもれてしまった大好きなアーティストのファイナル公演のチケットを欲しい欲しいとSNSに書いていたら、たまたまチケットがあまっていた人から連絡が入って手に入れることができたり、いらなくなったダイニングテーブルを誰かに引き取ってほしいと思ってSNSに投稿したら、ちょうど欲しかった! という人から連絡が来たりします(ダイニングテーブルのように大きなものは、処分するのにも大変ですよね)。
私の兄夫婦は海外へ引っ越すときに、日本で使っていた家具の多くはSNSで欲しい人を見つけ、新しい家では引っ越した先でいただいた家具や家電で生活しています。
また、今は民泊というシステムがあり、空いている部屋を提供したい人と、ホテルより安く泊まりたい人をマッチングするサービスもあります。
要するに、欲しい人と与えられる人が引き合えば、お互いに引き寄せた! となるということです。
自分の欲しいものや出会いたい人を誰かに発信しなければ、絶対に夢を引き寄せることはできません。思い描いているだけでもだめなのです。
自分を見つけてもらって、選んでもらうことで自分の夢を叶えることができるということは、引き寄せはスピリチュアルでもなんでもなく、テクニックといっても過言ではありません。
欲しかったチケットを手に入れた例こそが引き寄せであり、この引き寄せをSNSというツールを用いて自分の仕事に使っていくことであなたの夢が叶っていきます。
お一人様起業家には、これまでの人間関係はあっても、自分の人生や仕事を本気で応援してくれるファンと呼べる存在などなかなかいません。
ですから、いつも一人で頑張っているのが現実です。一人の力では限界がありますし、なによりも心細く孤独なものです。
夢は、たくさんの人の力を借りると叶いやすいといわれています。
夢を人目に触れさせる
たくさんの人の目に触れて、その人たちの力を借りたほうが、自分一人の力で夢を叶えるよりもずっと簡単です。それができるのが、SNSです。
SNSを使う一番の目的は、芸能人でもない一般人がより多くの目に触れることができる仕組みを持っているからです。
自分の知り合いだけではなく、その友達の友達へも広がり、それは世界へ広まる可能性だってあるのです。
実際に、Facebookで友達のまた友達の友達、本人にとってはまったく知らない人が「いいね」を押した記事が自分のタイムラインに載ったことにより、申し込みをいただくこともあります。
自分自身を出していこう
ブログを見た、海外の方からの申し込みや問い合わせもあります。なかには、友達でもなくフォローもしていない方から申し込みがあります。
聞けば口々に「ずっと投稿を見ていました。ずっと気になっていました」と言います。
そのずっと見ていた人たちは「いいね」を押しません。じーっと見ているだけなのです。
そしてほとんどの方が、プログラムそのものよりも「私たちに会いたい」と言って来てくれます。
ですから、仕事の内容やプログラムだけではなく、自分自身を発信することが大切なのです。遠くの知らない人と出会い、つながるSNSは、お一人様ビジネスをしている人にとって強い味方です。
これまで多くの広告費をかけてチラシを作り、反応がなければ落ち込み、お金もやる気もなくなり、夢に苦しめられた経験のある人はたくさんいると思います。
せっかく作った渾身の広告も読まれずにゴミ箱にポイッとされていたら、とても悲しいです。あなたには、必要な人に狙って届く発信をしていただきたいと思います。
無料で自由に使えるSNSだからといって、ただ闇雲に沢山の人に届けるのでなく、宛先を書いて送る手紙のように、自分を伝えて特定の人に届ける気持ちで発信することが重要なのです。
三浦 拳
ホロニックアカデミー代表。ブランディングプロデューサー。山形県山形市出身。高校を卒業後アメリカシアトルへ単身渡米。英語を学んだ後、現場での新規事業立ち上げに携わる。帰国後、家業である整体とダイエットサロン、元気とキレイの発信基地ホロニックにはいり、経営戦略責任者としてマーケティング、ブランディングを担当。三浦月の次男。
三浦 月
ホロニックアカデミー講師。インナーブランディングの専門家。ブランディングプロデューサー。セラピストになりたい人、サロンオーナーや経営者に向けたセラピーや講座を行う。また、自身もダイエットセラピストとして、自宅内サロンから地域ナンバーワンの戸建てサロンへ成長させた経験を持つ。三浦拳の母。
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