恋人や家族とのスキンシップや愛情表現として最もポピュラーなのがキスです。ドキドキしたり、幸せな気持ちになったりと、良いイメージを抱いている方が大半ではないでしょうか。
もちろんそのイメージは間違っていません。そしてここでは、キスをすることによって得られる効果やメリットについて詳しく解説してみました。男女によっても効果は違うようなので、その点もこの機会に知ってみましょう。
キスで得られる効果【男女】
改めてキスをすることによって感じられる効果を確認してみましょう。まずは男女に共通して得られる効果を知って、同じ気持ちであることを確かめてみて下さい。
キスの効果①愛を確かめられる
キスは愛する人へ行うものなので、キスをする側、される側共に愛情を感じることができるはずです。そしてドキドキする感じは誰にも止められません。ちなみにこの症状は、幸せホルモンである「ドーパミン」が分泌されるからと言われています。
ドーパミンは喜びや感動、快感などで発生されるホルモンで、ご褒美をもらった時にも積極的に分泌されることが分かっています。つまりキスは愛情表現にピッタリで、お互いの愛を再確認できるようになっているということに繋がります。
キスの効果②幸福感を感じる
キスをするということは、愛しているもしくは愛されているということを確認できます。愛を知ることで幸福感を得られるので、恋人にはキスは必要不可欠と言えるでしょう。
「ドーパミン」とはまた違う「セロトニン」という幸せホルモンが全面に出るからこそ、目に映る恋人達は幸せそうに見えるのではないでしょうか。キスをすることで、恋人の仲がより一層深まります。
キスの効果③アレルギー緩和
意外と知られていないことなのですが、キスはアレルギー改善としても実際に症状が報告されています。キスのおかげで花粉症やアトピー症状が軽減されたという論文も発表されており、2014年にはイグノーベル賞医学賞を受賞しました。
ではなぜこのような効果を感じることができたのでしょうか。それは人間の体の構造に関係があって、人間はストレスを感じることによって免疫力を低下してしまいます。このせいでアレルギー症状を引き起こしやすくなってしまうという背景があります。
しかしキスをすることでストレスがなくなって、自然と免疫力がアップします。免疫力が向上することによって健康になれるので、キスは幸福感以外にもメリットがたくさんあると言えるでしょう。ちなみにハグでもキスと同じ効果があると言われています。
キスの効果④リラックス
キスでセロトニン(ホルモン)が溢れるようになりますが、セロトニンは自律神経を整えてくれるというメリットがあります。気持ちを落ち着かせてリラックスさせてくれるので、心に大きなゆとりが持てるようになるのではないでしょうか。
2人のゆったりとした時間を過ごすという意味でも、精神を安定させれくれるでしょう。誰かに気遣うことなく、リラックスした時間を大切にして下さい。
2人で一緒にいて気を使わない関係というのは、とても素敵なことです。愛情がずっと長く続くような関係は、キスによってもしっかりと確認できるのではないでしょうか。
キスの効果⑤痛みの減少
脳内麻薬の1つとして挙げられるのが「エンドルフィン」ですが、キスのあとはこの「エンドルフィン」が発生します。その効果は凄まじくて、モルヒネの6倍以上の鎮痛効果を実感できるホルモンです。
「エンドルフィン」の分泌量が増加すればするほど、体に感じていた痛みは軽減される傾向にあります。薬では治せないような症状がキスで回復に向かうケースも実際にありますので、キスをすることで良いことはたくさん存在します。
キスの効果⑥免疫力アップ
口の中にはバクテリア(菌)が存在しているのですが、キスをすればそのバクテリアがお互いの口の中を行き来することになります。そうすることによって今までになかった菌が自分の口の中に入って、知らないうちに免疫力アップとなるのです。
そしてキスのドキドキ感は体の血行を良くしてくれる効果もあって、回復力までアップさせてくれるはずです。健康のためにもキスは良いということは、証明されていることでもあります。
キスの効果⑦寿命が長くなる
アドレナリン分泌が活性化されることで免疫力が向上したり、コレステロール値が下がるなど、健康面でも大きな貢献を果たしてくれます。いつまでも健やかな体でいることは長寿の秘訣でもありますので、年齢を重ねてもキスができるようなパートナーがいることは凄く素敵なことと言えます。
キスと健康面がリンクしているのは意外なことかもしれませんが、実際にたくさんの実例があることを考えると、大切にしたいと思うのは至極当然なことになるはずです。
