マツコ・デラックスの原点は鴨川シーワールドのトドショー

 今やテレビに欠かせない大物タレントとなったマツコだが、そこまで上り詰める覚悟の原点は、幼い頃に水族館で見たトドだそうだ。

「小学生のときから太っていたマツコは、自分の居場所を確保しようと女装してみんなの前で歌ったり、笑わせていたそうです。しかし、それもさすがに疲れて登校拒否になっていたある日、地元・千葉県にある水族館・鴨川シーワールドでトドショーを観賞。巨体を揺らしてブールに落ち、水しぶきを上げるだけでイルカやあしかよりも歓声が沸いていたことに、『自分のこの体は武器になるんだ』とプラスに考えるようになったといいます。よくマツコが『生き恥をさらす』と言っていますが、それはこの体験からきているのでしょう」(同)
 
 将来的には芸能界引退を考えていると思われるマツコだが、まだしばらくはお茶の間に笑いを届けてくれるだろう。