コンビニは何かと便利ですが、ふらっと立ち寄ったついでに、特に欲しいものがなくても買い物をしてしまうことが多い場所です。
コンビニでの無駄遣いをやめるには、どうしたらよいのでしょうか。5つのヒントを紹介します。
■ヒント① 用事がなければ行かないようにする
通勤途中や昼休みにコンビニに行くなど、特に用事がなくても行くのがクセになっている人は多いのではないでしょうか。
行ったからには何か買わなければいけない、目に入ったものが欲しくなって買ってしまうということが無駄遣いに繋がります。買いたいものがある、ATMやコピー機を利用するなどの用事がなければいかないようにするとよいでしょう。
■ヒント② コンビニの前を通らないようにする
コンビニが目に入るとつい立ち寄りたくなってしまうという場合は、コンビニの前を通らないようにしましょう。普段通る道や通勤経路を変えるなど、立ち寄らないための工夫をすることも大切です。
■ヒント③ 買う物をメモしておく
ついあれもこれも買ってしまうという場合は、何を買いに行くのかを明確にしてメモしておきましょう。メモにあるもの以外は買わないと決めることで、無駄遣いが減るでしょう。
■ヒント④ コンビニのアプリを削除する
コンビニのアプリを入れていると、新商品の情報やクーポンなどの通知が届きます。そういったものを目にしてしまうと行きたくなってしまうので、アプリを削除してコンビニの情報をシャットアウトしましょう。
■ヒント⑤ コンビニの利用額をチェックする
コンビニで買い物をした金額をチェックしておき、月にいくらコンビニに使っているのかを把握しましょう。1回の支払いは数百円程度でも、1カ月にすると1万円を超えることもあります。場合によっては、数万円になることもあるでしょう。
利用額が明確な数字でわかると、無駄遣いをやめようという意欲が湧くので効果的です。
■コンビニでの無駄遣いをやめるとどうなる?
コンビニでの無駄遣いをやめると、単純にお金が貯まるということ以外にも、そのお金や時間を別のことに有意義に使えるというメリットがあります。ついスイーツなどを買ってしまっていた人は、やめることでダイエットにもなるでしょう。
コンビニに行くことが生活の一部になっている人も多いでしょうが、できることから取り組んで、無駄遣いを減らしていきましょう。
文・阪田順子(ファイナンシャル・プランナー) 保険会社での営業、一般企業の経理職などを経て、2020年にファイナンシャル・プランナーとして独立。資産運用や株式投資の講座を開講。投資を中心にお金にまつわる記事の執筆・監修を行う。FP1級、CFP®保有。