誕生日やクリスマスなどに貰ったプレゼント。嬉しいしありがたいという気持ちはあるものの、「好みではない」「使い道がない」と困ってしまった経験はありませんか?

「いらないプレゼント」をとっておくと、場所を取る、部屋が片付かないということになってしまうので、相手を傷つけず、自分のストレスにもならない対処法をご紹介します。

■対処法1:欲しい人にあげる

自分にとってはいらないものでも、欲しいと思う人がいるかもしれません。家族や友人、職場の同僚など、身近な人に貰ってもらえないか声をかけてみるとよいでしょう。

ただ、他の人にあげる場合は、プレゼントをくれた人に知られないように注意しなくてはいけません。知られてしまうと関係が悪化するなどのトラブルになりかねないので、くれた人と繋がりのある人は避けましょう。

■対処法2:リサイクルショップやフリマアプリで売る

食品などの生ものは難しいですが、洋服や雑貨、家具や家電など、モノであればリサイクルショップやフリマアプリで売ることができます。

未使用でタグが付いている、袋や箱が未開封など、新品の状態に近いほど高く売れるので、貰ったときの状態で売りに出すのがおすすめです。

なお、リサイクルショップよりフリマアプリの方が高く売れる可能性がありますが、フリマアプリは出品や発送の手間がかかります。売りやすい方を選ぶとよいでしょう。

■対処法3:寄付をする

欲しい人がいなかったり売れなかったりするものは、慈善団体などに寄付をするとよいでしょう。

ただ、寄付だからといってどんなものでも引き取ってもらえるわけではないので、寄付できるものかどうか確認が必要です。また、寄付先に送る場合には送料を自己負担しなければならないなど、お金がかかる場合があるので注意しましょう。

■対処法4:潔く捨てる

人にあげたり売ったりすれば使ってもらえるので無駄になりませんが、それができない場合は捨てるという思い切りも必要です。

とはいえ、貰ってすぐは捨てにくいと思うので、一度くらいは使ってみたり、しばらくはとっておいたりすると、捨てるときの罪悪感が減るでしょう。

■気持ちだけ受け取って適切に対処しよう

プレゼントはくれた相手の気持ちがこもっているので、どんな方法であっても処分するのは申し訳ないと思うかもしれません。

しかし、そうしたプレゼントをずっととっておいても邪魔になるだけなので、気持ちはしっかりと受け取って、相手への配慮を忘れずに適切に対処することが大切です。

文・阪田順子(ファイナンシャル・プランナー) 保険会社での営業、一般企業の経理職などを経て、2020年にファイナンシャル・プランナーとして独立。資産運用や株式投資の講座を開講。投資を中心にお金にまつわる記事の執筆・監修を行う。FP1級、CFP®保有。