ネットショップで洋服を購入する機会が増えた人も多いと思います。筆者もその一人。子育て中、買い物に行きにくくなったことで、ネットで洋服を購入することが増えました。しかし、想像していた商品が届かずガッカリした経験も…。

今回の記事では、ネット購入で失敗しがちな洋服の特徴について紹介します。

■ネット購入で失敗しがちな洋服1:色物

筆者がネット購入で失敗した洋服の特徴として、色物の服があります。

というのも、ネットショップの写真と実際の商品の色が自分の想像していたものと異なり、結局ほとんど着ることはありませんでした。たとえばデニムのインディゴが写真より極端に薄かったり、ワンピースのピンクが思ったより派手だったり。

少しの色の差で似合う・似合わないが変わるので、ネットショップでは色物の洋服は購入しないように気を付けています。

■ネット購入で失敗しがちな洋服2:安すぎる服

ネットショップでは、非常に安い価格帯の洋服も売っていますが、安い商品にはそれなりの理由があります。

たとえば、生地が薄かったり、縫製が雑ですぐほつれてきたり…。いくら安くても、ペラペラな洋服は着られないと思うので、レビューを見て大丈夫そうであれば購入するようにしましょう。なお、レビューの1ページ目、2ページ目には高評価なコメントが集まっていることもあるので、5ページ目くらいまで遡ってチェックするのが賢明です。

■ネット購入で失敗しがちな洋服3:サイズが心配な服

ネットショップで購入するときに難しいのは、サイズの確認です。

たとえば、サイズが細かく書いてあっても、伸縮性がある素材かどうかで、きつかったり、着心地が悪かったりすることもあるでしょう。サイズが心配な服は、返品・交換できる店舗で購入するのが安心です。特に海外ブランドはサイズが大き目で、「S」と表記されていても実際は日本の「M、L」以上に相当することも珍しくありません。

■ネット購入で失敗しがちな洋服4:レビューが少ない店舗の商品

最近失敗したのは、レビューが少ない店舗で購入した洋服です。

ネットショップの写真はとても素敵に見えたのですぐ購入を決めましたが、数日後明らかに異なる商品が届きました。店舗も意図的だったのか、連絡がつかなくなってしまいました。

そのときは楽天市場を使っていたので、楽天が補償してくれて事なきを得ましたが、レビューが少ない店舗での購入は控えたほうが良いといえます。

■失敗しないための対策を入念に

ネットショップの写真は、商品をよく見せる工夫をしているので、実物と異なって見えるのは仕方がないことかもしれません。そんなときに備えて、返品や交換がしやすい店舗での購入が安心です。また、安すぎる服には何かしらの理由があるので、1回限りしか着ないイベント服などの購入には向いていますが、長く使える洋服が欲しいのであれば避けるべきといえるでしょう。

文・勝目麻希(ファイナンシャル・プランナー) 新卒で総合職としてメガバンクに入行し、法人融資・金融商品販売等を担当。自分の金融知識や実務経験を活かしたいと独学でライターの道へ。現在はファイナンシャル・プランナーの知識を活かして金融系メディアを中心に執筆。