◆生きづらさを抱えた役を演じるキャストに注目
コミュニケーションが苦手で、不器用ながら懸命に料理で人と繋がろうとする主人公・ありす。清純派から悪女、サイコパス等々、実に幅広い役どころを演じてきた門脇が、どんな風に演じるのかがまず楽しみです!
共演者たちも個性的な役どころを演じます。大森南朋は、ありすと暮らす心優しいゲイのシングルファーザー。前田敦子が元ヤンでありすの親友。永瀬廉(King&Prince)は、ありすの店に転がり込む謎の青年。予告映像では泣きながらありすのご飯を食べているシーンがあり、何を抱えているのか気になります。
「多様性と相互理解の大切さが謳われる現代社会。それでも今、私たちの心の中に、まだバイアスはあるんじゃないだろうか? そんな疑問から、この作品は始まりました。」という本作(ドラマ公式サイト内「制作によせて」より)。このメッセージを読み、ぜひ観たいと思いました。丁寧な取材と熱意をもって制作されるドラマは、きっと視聴者の心に届く作品となることでしょう。
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地上波のドラマ放送枠がプライム・深夜帯ともに増えている昨今。サブスクでも多くの作品が展開されていますが、今回紹介した5作品は観て後悔しないドラマになること間違いなし! もちろんお好みはあると思いますが、冬クールドラマ鑑賞の参考にしていただけたら何よりです。
<文/鈴木まこと(tricle.ltd)>
【鈴木まこと】
tricle.ltd所属。雑誌編集プロダクション、広告制作会社勤務を経て、編集者/ライター/広告ディレクターとして活動。日本のドラマ・映画をこよなく愛し、年間ドラマ50本、映画30本以上を鑑賞。Twitter:@makoto12130201