【エトゥープ】のエルメス人気バッグ

エルメスの大人気カラー【エトゥープ】ってどんなカラー?魅力を徹底調査!
(画像=pinterest、『Sorte plus』より引用)

エトゥープはどのような素材や製品にもマッチするカラーなので、人気のバッグにも多く使われています。そこで、ここではエトゥープのエルメス人気バッグを5つ、紹介します。

エルメスエトゥープ①バーキン(Birkin bag)

エルメスの大人気カラー【エトゥープ】ってどんなカラー?魅力を徹底調査!
(画像=楽天市場、『Sorte plus』より引用)

バーキンは1984年に発売され、瞬く間に定番商品となったバッグです。バーキンの由来は、歌手のジェーン・バーキンの名前から来ています。

バーキンは1981年にパリ発ロンドン行きの飛行機の中で、エルメスの5代目の社長であるジャン=ルイ・デュマ=エルメスの隣席となりました。

雑談中に、ジェーンが自分が求める理想のバッグについて語り、ジャン・ルイがスケッチに描いて職人たちと作り上げたのがバーキンです。

バーキンはジェーンの理想通り、マチが広く内部の仕切りがないため収納性が高く、出し入れがしやすいように開口部が広くなっているのが特徴です。フロントや背面部分にはポケットが付いているので、良く使うものはポケットに入れることができます。

蓋を被せて閉じる仕様になっていますが、蓋部分を中に折り込んでトートバッグのように使うこともできるのも特徴のひとつです。エトゥープはどのようなファッションや年代にも合うため、日常使いにもビジネスにも使うことができます。

エルメスエトゥープ②ケリー(Kelly)

エルメスの大人気カラー【エトゥープ】ってどんなカラー?魅力を徹底調査!
(画像=楽天市場、『Sorte plus』より引用)

ケリーは1935年に発売され、バーキンと並んでエルメスの定番商品となったバッグです。ケリーは、もともとは「サック・ア・クロア」と言う名称で販売されていました。

1955年に、妊娠中のモナコ公妃でるあるグレース・ケリーが、パパラッチの撮影から守るためにとっさに腹部をサック・ア・クロアで隠しました。その写真が雑誌の表紙となり、公妃が手にしていたバッグが一躍脚光を浴び、大人気となりました。

そこで1956年に、エルメス社がモナコ公国の許可を取って、バッグの名前を「ケリー」と改名し、定番バッグとして定着しました。

ケリーはステッチが表面に見ている「外縫い」と、ステッチが出ずに角が丸いフォルムをしている「内縫い」の2つの種類があるのが最大の特徴です。ビジネスやフォーマルなどかっちりした印象を求める場合は外縫い、柔らかで女性らしさを求める場合には内縫いがおすすめです。

また、ケリーは持ち手が1本なのも特徴のひとつです。台形型をしていて蓋を被せてベルトで開閉します。ショルダーストラップが付いているため、手持ちだけでなくショルダーバッグとしても仕様できます。

エルメスエトゥープ③ボリード(Bolide)

ボリードは1932年に発売された世界で初めてファスナーがついたバッグで、1920年に発売された「ブガッティ」と言う旅行鞄が前身です。

当時はバッグはケリーやバーキンなどに用いられているようにベルトを金具で留めるものが一般的で、蓋がないものも多くありました。バッグにファスナーがついたボリードは、中身が外に飛び出る心配がなく、防犯の点でも安心できるうえに半楕円形の可愛いフォルムをしているため、女性を中心に人気を集めました

サイズが7種類もあり、無地で大きめのタイプは旅行用バッグやビジネスバッグとして男性が使用するケースも多くあります。

エルメスエトゥープ④ガーデンパーティー(Garden Party)

ガーデンパーティは「ガーデン」が意味するように、もともとは園芸で使われるスコップや剪定ばさみなどを収納するために作られたバッグです。1892年に販売されたこのバッグは、エルメスのカジュアルラインの王道と言われ、ケリーやバーキンに次ぐ人気を誇っています。

ガーデンパーティーは台形の形をしたトートバッグで、底だけでなく上部にもマチが取ってあるので、高い収納力があります。ワンボタンで開閉できるので、出し入れも簡単にできます。ディリーユースだけでなく、学生の通学バッグや、マザーバッグとしても使用できます。

エルメスエトゥープ⑤ ピコタンロック(Picotin Lock)

ピコタンロックは、2003年に販売が開始された比較的新しいバッグです。馬の餌を入れる袋を形取ったデザインで、可愛い響きのネーミングところんとしたキュートなフォルムが若い女性を中心に人気を集めています。

ピコタンロックは正方形に2本の持ち手が付いたシンプルなフォルムですが、見た目に反して収納力が高いのが特徴の1つです。一見カジュアルですが、上品で洗練された雰囲気も兼ね備えているので、シーンを選ばず使うことができます。