『名探偵コナン vs. 怪盗キッド』テレビアニメシリーズの特別総集編ながら4位に

 『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』が3週連続で首位に君臨する中、同じく3週連続2位にはディズニーアニメ『ウィッシュ』(23年12月15日公開)、3週連続3位には『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』(同8日公開)がランクイン。

 そんな中、4位に初登場したのはテレビアニメシリーズの特別総集編『名探偵コナン vs. 怪盗キッド』(24年1月5日公開)。原作は漫画家・青山剛昌氏が「週刊少年サンデー」(小学館)で連載中の『名探偵コナン』で、1996年1月にテレビアニメがスタート。翌年から劇場版シリーズが公開されるようになり、昨年の『名探偵コナン 黒鉄の魚影』は、シリーズ歴代1位の興収138.3億円を記録した。

 今年は、4月12日から新作『100万ドルの五稜星』も上映予定。同映画のキーパーソンとなる怪盗キッド/黒羽快斗(声優:山口勝平)の登場回を抜粋した“テレビアニメシリーズ特別編集版”が、この『名探偵コナン vs. 怪盗キッド』だ。全国180スクリーンと、大規模での公開ではないにもかかわらず初登場4位とはさすが。キッドは原作屈指の人気キャラだけに、『100万ドルの五稜星』もまた100億超えの興収を叩き出すことが期待される。