松本人志、過去に「裏が取れていることのほうが、ない」発言も

 なお島田といえば、21年4月放送の『ワイドナショー』の冒頭で、松本が「マリエさんについてちょっといいですか?」と、当時、元タレントのマリエがインスタライブで告発した、島田の“枕営業強要”疑惑について言及。

 ほとんどのメディアがスルーしていたこの話題を振られたゲストのシソンヌ・長谷川忍が、「アレに関しては、裏が取れていないから」と動揺を見せると、松本は「裏が取れていることのほうが、世の中ないんですけどね」とマスコミを皮肉るような発言をしていた。それから3年足らず、今度は松本が一大スキャンダルの当事者になった格好だ。

 事実無根を訴える吉本に徹底抗戦するように、今月9日にも『松本人志「SEX上納システム」3人の女性が新証言《恐怖のスイートルームは大阪、福岡でも》』と題した続報を公開した「文春」。騒動は拡大するばかりだが、一体どんな結末を迎えるのだろうか。

※以下、吉本興業の発表文(全文)

松本人志の今後の活動に関するお知らせ

 当社所属タレント 松本人志(以下、松本)につきまして、以下の通り、ご報告いたします。

 はじめに、昨年12月27日以降の様々な報道により、関係者の皆様に多大なご迷惑をお掛けし、また、いつも応援してくださっている皆様に対し、大変なご心配をお掛けしておりますことを深くお詫び申し上げます。

 同日発売の週刊誌に掲載された記事に対する当社の認識は、既にコメントを出しているとおりでございます。

 しかしながら、その後、当社及び松本だけでなく、お取引先を含めた関係者の皆様に対しても問い合わせ等が相次ぎ、松本のテレビ出演を巡る記事が度々掲載されるなどしておりますところ、このたび、松本から、まずは様々な記事と対峙して、裁判に注力したい旨の申入れがございました。そして、このまま芸能活動を継続すれば、さらに多くの関係者や共演者の皆様に多大なご迷惑とご負担をお掛けすることになる一方で、裁判との同時並行ではこれまでのようにお笑いに全力を傾けることができなくなってしまうため、当面の間活動を休止したい旨の強い意志が示されたことから、当社としましても、様々な事情を考慮し、本人の意志を尊重することといたしました。

 突然の活動休止となり、放送局をはじめ関係者の皆様には大変なご迷惑をお掛けすることとなり誠に申し訳ございませんが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

 そして、松本の出演等を楽しみにしてくださっているファンの皆様には更なるご心配をおかけすることとなり誠に申し訳ございませんが、再びダウンタウン松本人志として活動する日をお待ち下さいますようお願い申し上げます。