『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』ヒット、朝ドラファンの集客も?
続く2位は、公開3週目のディズニーアニメ『ウィッシュ』、3位はTikTokで「泣ける」と人気に火がついた汐見夏衛氏のベストセラー小説(スターツ出版)を映画化した『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』、4位は『チャーリーとチョコレート工場』の主人公・ウィリー・ウォンカの若き日をティモシー・シャラメが演じる『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』。ここまでの上位4作品は、前週と変わらないラインナップだった。
特筆すべきは、『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』だろう。同作は、現代の女子高生・加納百合(福原遥)がタイムスリップ先の1945年6月の日本で、特攻隊員・佐久間彰(水上恒司)と出会い惹かれ合うというラブストーリー。週末3日間で動員23万人、興収2億9000万円をあげ、累計成績は動員177万人、興収22億円と、スマッシュヒットしている。
同作のメインキャストである福原は、22年後期のNHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』のヒロインを務め、水上は現在放送中の朝ドラ『ブギウギ』で、ヒロインと恋に落ちる学生役を演じていることから、朝ドラファンの集客もあるとみられる。どこまで興収を伸ばせるのか注目したい。
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