有名韓国女優、キム・テヒさん。可愛らしく清楚な雰囲気の美人で、韓国のみならず、台湾や中国でも人気があります。清廉潔白なヒロインから、悲劇の王妃、クールな戦士役まで…、デビューから現在までの、キム・テヒさんの出演作をまとめてみました。
キム・テヒのプロフィール
・名前:キム・テヒ(김태희)
・生年月日:1980年3月29日
・血液型:O型
・出身地:慶尚南道蔚山市
・職業:女優
・所属:スペースクラフト
キム・テヒさんは、韓国をメインに活動する人気女優です。清楚な顔立ちと上品な振る舞いで人気を博し、SBS演技大賞ニュースター賞(2003年)をはじめとし、最高人気賞や優秀演技賞など、数々の賞を受賞しています。
プライベートでは名門・ソウル大学を卒業した才女で、中学時代には、全教科で満点を3年間取り続けたといいます。
また、敬虔なキリスト教徒で、ボランティア活動にも熱心です。2017年、人気歌手・Rain(ピ)さんと結婚しました。
韓国で放送されたキム・テヒが出演するドラマ一覧
キム・テヒさんは、2000年にデビューして以来、人気女優として多数のドラマに出演しています。その活躍の場は、韓国だけでなく中国、台湾そして日本放送のドラマにまで広がっています。
多数あるキム・テヒさんの出演ドラマを、新しいほうから順番に見ていきましょう。
ヨンパリ(2015年)
「ヨンパリ」とは、闇医者のこと。天才外科医と言われる主人公テヒョン(チュウォン)と、自殺を図った後強制的にこん睡状態に陥らされた令嬢・ヨジン(キム・テヒ)の恋愛と、裏社会との関わり、復讐を描くサスペンスラブストーリーです。
書聖王羲之(2014年)
キム・テヒさんが初めて出演した中国ドラマ「書聖王羲之」。王羲之(おう・ぎし)は、中国において書の芸術性を高めた第一人者とされ、「書聖」と称される書家・政治家です。キム・テヒさんが演じたのは、王羲之の妻役です。
中国の時代劇なので、セリフはすべて中国語。衣装も中国服なので、いつもと違ったキム・テヒさんが見られます。
チャン・オクチョン-張禧嬪-(2013年)
このドラマで、キム・テヒさんは、実在する第19代国王・粛宗の後宮・張禧嬪(チャン・ヒビン)の生涯を演じました。「チャン・オクチョン」とは、チャン・ヒビンの本名です。
何度も映像化され、歴史的悪女として描かれることが多い張禧嬪ですが、このドラマでは「王を愛しすぎた女」として描き、聖女・ヒロインとして描かれる側室・トンイは悪女として登場しています。
マイ・プリンセス(2011年)
「マイ・プリンセス」は、皇室復権のために探し出された、皇族の血を引く女子大生ソル(キム・テヒ)と、彼女の教育係を務める外交官・ヘヨン(ソン・スンホン)が織り成すシンデレラストーリーです。
反発しないながらも惹かれあうという、韓流ドラマの王道ストーリーで、キム・テヒさんの皇女様役はハマり役でした。
IRIS-アイリス-(2009年)
「IRIS-アイリス-」は、日本で唯一、ゴールデン枠に放送された韓国ドラマです。日本語吹き替えで放送され、主人公ヒョンジュン(イ・ビョンホン)の声を藤原竜也さん、ヒロインのスンヒ(キム・テヒ)の声を黒木メイサさんが演じました。
秘密組織IRIS-アイリス-を巡る、裏切りと陰謀がひしめくアクションサスペンスドラマです。
ラブ・ストーリー・イン・ハーバード(2004年)
ハーバード大学で出会った男女が恋に落ちて別れ、時が流れてソウルで再会する物語「ラブ・ストーリー・イン・ハーバード」。四角関係・親の代からの因縁・難病などの試練を乗り越えて恋愛と夢を追いかける主人公たちの姿が魅力的で、平均視聴率17.3%を記録しました。
このドラマで、キム・テヒさんはヒロイン役を演じ、004年演技大賞・最高人気賞を獲得しています。
九尾狐外伝(2004年)
韓国に伝わる九尾狐(クミホ)伝説をモチーフにした、人間と九尾狐族との悲恋を描いたラブストーリーです。
キム・テヒさんは、人間社会にまぎれて生きる九尾狐族の戦士・シヨンを演じ、一族の掟と恋愛感情との狭間で苦悩する演技が涙を呼びました。
マイ・スウィート・ファミリー~フンブの家運が開けたね~(2003年)
貧乏だけど誠実なチュンボ一家は一文無しとなったことをキッカケに、家族と共に、叔父・マンボ一家の家に身を寄せます。チュンボ一家の娘・スジンを演じたキム・テヒさんは、上品で芯のある雰囲気が役にピッタリと言われていました。
御曹司との恋やお、金のことしか頭になかったマンボ一家が本当に大事なものを見つけて変わっていく様子など、ハッピーエンド好きな方にオススメです。
天国の階段(2003年)
日本でも有名な韓流ドラマ・天国の階段。キム・テヒさんの役どころは、チェ・ジウ演じるヒロインの義妹役です。
幼い頃から双子のように育ってきた男女、ソンジュ(クォン・サンウ)とジュンソ(チェ・ジウ)。キム・テヒさんは、強い絆で結ばれた2人を引き裂こうとする義妹・ユリを演じ、清楚なヒロインとは違う魅力を見せました。
スクリーン(2003年)
映画監督である父親を火事で亡くしたヒロイン・ソヒョン(キム・テヒ)と、ソヒョンの父の元で働いていた男の娘・ユラ(オ・スンヒョン)はクラスメート。映画館が火事になりすべてを失ったソヒョンと、10年後に再開したユラの間には、隠された事実がありました。
過去に心に秘めていたコンプレックス、10年前にソヒョンの父が亡くなった火事の真相、男性(コン・ユ)を巡るライバル関係…、複雑に絡み合っていくサスペンスラブドラマです。
レッツ・ゴー(2002年)
キム・テヒさんのテレビドラマデビュー作は、シットコムと呼ばれるシチュエーションドラマ「レッツ・ゴー」です。このドラマでヒロイン・テヒ役に抜擢されたことにより、知名度を上げ、スターの仲間入りをしました。