高速道路のサービスエリア・パーキングエリアに併設されているガソリンスタンドはできるだけ使わないようにしましょう。

場所にもよりますが、一般道のガソリンスタンドより1リットルあたり10円~20円高いことがあります。

■裏技2.空調の使用を工夫する

空調を使うと、コンプレッサーが作動してガソリンが消費されるため、減りも早くなります。

空調を使わずに済むなら良いですが、そうはいかない部分もあるので、以下のポイントに気を付けてみましょう。

  • 内気循環と外気入を使い分ける
  • 「AUTOモード」を使用する
  • 「A/Cボタン」をオフにする
  • エアコンの汚れ、つまりを掃除する

■裏技3.コストコで給油

日本各地に店舗がある会員制スーパー・コストコには、一部店舗を除きガソリンスタンドが併設されています。

時期や地域によっても差はありますが、周辺のガソリンスタンドより1リットルあたり10円以上安いこともあるためねらい目です。そのうえ、コストコ店内で使えるクーポンがもらえることもあります。

ただし、支払いは所定のクレジットカードかプリペイドカードのみとなる点に注意しましょう。

■裏技4.特典付きクレカを作る

特定のガソリンスタンドをよく使うなら、特典付きクレジットカードを作るのも一つの方法です。

例えば、全国に展開するガソリンスタンドのENEOSは、「ENEOSカード」を発行しています。3タイプある中の「ENEOSカード S」であれば、ガソリン・軽油がずっと1リットルあたり2円引きになるのでとてもお得です。

大手ガソリンスタンドチェーンであれば、同様に特典が付いたクレジットカードを発行しているので調べてみましょう。

■小さなことからコツコツと

大人だけで暮らしていたり、公共交通機関が整備されていたりする場所なら、できるだけ車を使わないという選択もできるかもしれません。

しかし、小さい子どもがいる場合や、車がないと生活できない地域に住んでいる場合は、ガソリン代を節約しつつ車に乗るのが現実的な選択肢になります。

今回紹介した裏技をできるものから試してみましょう。小さいことではありますが、積み重ねると大きな節約につながるはずです。

文・荒井美亜(金融ライター/ファイナンシャル・プランナー) 立教大学大学院経済学研究科を修了(会計学修士)。税理士事務所、一般企業等の経理を経験して現在は金融マネー系ライターとして活動中。日商簿記検定1級、貸金業務取扱主任者(試験合格)