買い物が好きな女性は多いもの。あなたもその1人かもしれません。
しかし、衝動買いが多い人は要注意!「買い物依存症」かもしれません。借金を重ね、最終的には自己破産やメンタルの病気になってしまう危険性もあります。
■これらにあてはまったら危険!
もし以下のような特徴のうち、多くがあなたにあてはまったら、危険です。
- 買い物をしないと心が満たされない。
- 「セール」や「限定品」という言葉に弱い
- 買い物をするために借金をしたことがある
- 買ったのに使っていないものが多くある
- 友人がブランド品を持っていると、悔しく感じる
- 他人によく見られたく、見栄を張るタイプ
- 分割払いやリボ払いを利用するのに抵抗がない
「買い物依存症」という正式な病名はありませんが、買い物をしたいという自分の欲求をどうしてもコントロールできない状況に陥ってしまったら、もはや1人でその状況を解決できないこともあります。
その場合は、精神科や心療内科、専門クリニックを受診する必要が出てきます。
■買い物依存症にならないための対策
病院を受診することが必要になるまでひどくなる前に、買い物依存症にならないための対策をとりたいですよね。たとえば、次のような対策があります。
- クレジットカードの上限額を下げる
- クレジットカードを解約する
- 新たなストレス解消の方法をみつける
- 家計簿アプリで支出を把握する
- 「資産」を買って、買い物の欲を満たす
- スマホへの依存度を減らす
買い物で使うクレジットカードの上限額を下げたり、いっそのこと解約したりすると、半ば強制的に買い物をする金額を減らすことができます。
また、買い物でストレス発散をしていた人は、ダイエットを兼ねてマラソンを始めるなど、新たな趣味を見つけるのもいいでしょう。
「買う」という行為をどうしてもやめられない人は、どうせ買うなら「資産」を買うのはいかがでしょう。
ここでいう資産とは、「株式」などのことです。買った株式が同じ額で売れれば、いくら株式を買おうがお金は減りません。(ただし、売買手数料がかかったり、株価が一気に下がったりするリスクはあります)
スマホへの依存度を減らすのも一案です。SNSなどで他人の買い物自慢を目にすると、ついつい自分も何かを買ってしまいたくなりますから。
■買い物依存症に悩んだら…
買い物依存症がひどくなったら、あなたの人生は壊れてしまうおそれがあります。決して甘くみてはいけません。買い物依存症に悩んだら、速やかに自分で対策をとるか、病院を受診してください。
文・岡本一道(政治経済系ジャーナリスト) 国内・海外の有名メディアでのジャーナリスト経験を経て、現在は国内外の政治・経済・社会などさまざまなジャンルで多数の解説記事やコラムを執筆。