■『THE SECOND』には『M-1』ラストイヤー終了組がきます
編集S 続いて、『THE SECOND』いきましょう。今年も開催が決定してます。
新越谷 『M-1』ラストイヤー組がなだれ込むわけですよね。ななまがり、ヘンダーソン、祇園、アイロンヘッド……。
編集S 『THE SECOND』って、どんな漫才師が勝ちやすいんでしょうね。
新越谷 去年の感じだと難しいですよね。ベスト4見るとギャロップ、囲碁将棋の仕上がり倒し組と、三四郎、マシンガンズでしょう。お客さんの中に、「ウケてるけど上げちゃダメ」「面白いけど勝たせちゃダメ」みたいな意識は絶対にあると思うんですよね。決勝のマシンガンズの点数とか、囲碁将棋と戦った超新塾とか、トーナメントの上にくるとそういう作用が働くかもしれない。マシンガンズは準決勝が三四郎だったから、「どっちかというと三四郎のほうが上げちゃダメ」って感じだった。もちろんネタもあるけど、プラスアルファそういう力が作用している気がするという話ですけど。
編集S なるほど。
新越谷 逆に32→16とか16→8くらいだと、「こいつら上げちゃったら面白いな」「どうせ優勝しないけどテレビで見たいな」的な、逆の作用もあるかもしれない。流れ星☆がネタとして三四郎に明確に勝ってたとは思わないけど、やっぱり三四郎のほうに「テレビでキングオブコメディって言うのか!?」みたいな期待は乗っかってたと思うし。
【こちらの記事も読まれています】