◆王様に捧ぐ薬指

まず、恋愛ドラマのなかでダントツに好きだったのが、“王ささ”こと『王様に捧ぐ薬指』(TBS系)! 6月20日に最高のハッピーエンドを迎えました。絶世の美女の“ド貧乏シンデレラ”・綾華(橋本環奈)と、“ツンデレ御曹司”・東郷(山田涼介)が愛のない契約結婚をするという物語。

正直、比較的よくある設定で美男美女がイチャコラするだけじゃないか……とあまり期待していませんでした。ところが!! 何このふたり! 尊みが過ぎるではありませんか。橋本・山田両名ともに、顔面が国宝級というだけではなく、徹底した役作りと演技で観る者を物語の世界へと誘い、納得の胸キュンシーンを届けてくれました。

◆思わず涙腺崩壊した最終回

また、綾華の初恋の相手・神山(坂東龍汰)に、血のつながらない東郷の母・静(松嶋菜々子)、静の実の息子・新(北村匠海)らもしっかりと脇を固め、物語に深みをもたせ支えていました。

最終回では、すべての誤解、わだかまりが解消され大団円に。作品にぴったりの主題歌『DEAR MY LOVER』(Hey! Say! JUMP)が流れた瞬間に、涙腺崩壊したのは、筆者だけではないはずです。