千葉県八千代市にある関東最大級のバラのテーマパーク「京成バラ園」は、一昨年オープンしたいちご狩り施設をバージョンアップし、今年も12月30日(土)~2024年4月30日(火)の期間限定で「オズの国のストロベリーハント」をオープンする。
「オズの魔法使い」の世界観がテーマ
「オズの魔法使い」の世界観をテーマにした「オズの国のストロベリーハント」では、凝り性な発明家、オズの魔法使いのこだわりが随所にちりばめられている。頭上には光を反射するアートのシャンデリアオブジェ、いちごの周りにはカラフルなアートフラワーが広がり、オズの魔法使いが秘密にしていた“シークレットガーデン”感あふれるいちご園で、いちご狩りを楽しむことができる。
専属のいちご狩りガイドが探検ツアー形式で施設を案内してくれるのもポイントだ。
フローズンマシンの氷の歯車を探し出す
今年の新作ストーリーは、「オズの魔法使いのフローズンマシン(瞬間冷凍機)」。オズの魔法使いが新たに発明したフローズンマシン「カチン コチン ウインター」に必要な“氷の歯車”を探し出して元通りにすると、とっておきの「フローズンストロベリー」を食べることができる。
ゲストに手渡される“ハントセット”に入っている今年初登場の「ドロシーのチョコレートソース」は、お湯に溶かしてホットチョコレートにするほか、冷たいフローズンストロベリーにかけても絶品だ。
毎回場所が変わる“氷の歯車”のありかを見つけたゲストには、1ツアー1名限定で、ホットドリンクに浮かべると次第に溶けて中から小さなマシュマロが飛び出す「ご褒美雪だるま」をプレゼント。希望者はオプションとして購入することも可能だ。
また、大人向けに設計されているいちごレーンの高さを約半分近くまで下げた「キッズレーン」が初登場。「キッズレーン」にはオズの魔法使いのキャラクターたちが装飾され、ファンタジーないちご狩りの風景を写真に収めることができる。
今年の「オズのストロベリー」は4品種
数あるいちごの品種から今年の「オズのストロベリー」に選ばれたのは、「ベリーポップ すず」「恋みのり」「よつぼし」「紅ほっぺ」の4品種。バラの新品種開発にも長年携わっているバラの専門家・武内俊介氏が、“バラ科のフルーツ・いちご”を丁寧に育てた。
「ベリーポップ すず」は、実がしっかりと締まっていて、コクのある甘さが特徴。
「恋みのり」は、香りがよく、甘味と酸味のバランスが良好。大粒で丸みのある形で、果肉は中まで白色。
「よつぼし」は、甘味、酸味、風味の三拍子が揃い、光沢のある果実で濃厚な風味が味わえる。
「紅ほっぺ」は、甘みと酸味のバランスが良く、ほっぺが落ちるほどのおいしさだ。