スピードワゴン・小沢一敬から「VIPとの飲み会」があるとして高級ホテルに呼び出され、そこでダウンタウン・松本人志ら3人から性的暴行を受けたという女性の告発を、12月26日付「週刊文春 電子版」および27日発売の「週刊文春」(文藝春秋)が掲載。これを受けて、吉本興業が声明を発表した。

 当該記事は「《呼び出された複数の女性が告発》ダウンタウン・松本人志(60)と恐怖の一夜『俺の子ども産めや!』」と題したもので、吉本興業は27日に声明を発表。

 声明では、「本日発売の一部週刊誌において、当社所属タレント ダウンタウン 松本人志(以下、本件タレント)が、8年前となる2015年における女性との性的行為に関する記事が掲載されております」とした上で、「当該事実は一切なく、本件記事は本件タレントの社会的評価を著しく低下させ、その名誉を毀損するものです。当社としては、本件記事について、新幹線内で執拗に質問・撮影を継続するといった取材態様を含め厳重に抗議し、今後、法的措置を検討していく予定です」と記事内容を否定している。

「文春」は25日に、メールマガジンなどで「超大物芸人に重大疑惑が浮上」と予告。翌日、当該記事が公開されるとネットユーザーの間で大騒ぎとなったが、同日中に後追いするメディアはごくわずかであり、ほぼスルー。翌日、声明が出されたことでマスコミが一斉に触れた形だ。