新型コロナウイルスがまだ終息の兆しを見せていないことから、遠方への外出が難しくなっています。「公共交通機関を使うのは心配」という人もいるのではないでしょうか。でも車なら安心ですよね!そこで、気分転換にドライブに出かけてみませんか。今回は東京都心部から車に乗って、片道2時間以内で行くことができるレジャースポットを5つ紹介します。
富士山の絶景を満喫し日帰り温泉が楽しめる!箱根(神奈川県)
箱根は都心からアクセスしやすく日帰りドライブにもぴったりのレジャースポットです。特に芦ノ湖と富士山を一望できる「芦ノ湖スカイライン」は、車で行くからこそ楽しめる人気のドライブコースです。
箱根に足を運ぶなら約3,000年前の噴火によってできた「大涌谷(おおわくだに)」までぜひ行ってみましょう。
大涌谷は「岩石や赤茶けた土が見える」「噴煙が上がる」「硫黄の匂いが立ち込めている」など何とも荒涼とした景色です。しかし「原始時代の地球とはこんな感じだったのでは?」と思えるほど大地のエネルギーがダイレクトに感じられる場所でもあります!
大涌谷に行ったのなら名物の「黒たまご」を味わいましょう。殻が真っ黒なことから名付けられた「黒たまご」は、大涌谷で沸く温泉でゆでることで黒くなります。これは温泉の土壌成分である鉄分が殻に付着するからです。
硫化水素が化学反応を起こし、黒色の硫化鉄となることによって黒い殻の「黒たまご」ができあがります。実験の結果、普通のお湯で作ったゆで卵よりも約1.2倍旨味成分が高いそうですよ!
また箱根と言えば温泉です。箱根湯本駅周辺にはたくさんの日帰り温泉があるので利用してみてはいかがでしょうか。
初心者でもカジュアルにハイキングができる!筑波山(茨城県)
筑波山は関東平野にそびえ立ち、年間を通して登山ができる人気スポットです。標高877メートルと気軽に登りやすい高さなのが魅力の一つ。山肌が朝と夕方で色を変え、夕陽に照らされると紫色に見えることから「紫峰(しほう)」とも呼ばれています。
山頂へ登るには途中で車を駐車しケーブルカーやロープウェイを利用すると便利です。体力のない子どもや高齢者も気軽に登ることができる山なので、登山経験がない人でも安心!植物や野鳥を観察しながらカジュアルにハイキングを楽しんでみてはいかが?
ロープウェイとケーブルカーの発着場近くにはレストランもあり、関東平野を眺めながら食事ができます。雄大な自然の中でのんびりと過ごしてみませんか?
カメラを持って花畑を撮影!国営ひたち海浜公園(茨城県)
茨城県にある「国営ひたち海浜公園」は、ネモフィラの青い花畑が有名です。約200ヘクタールの広い園内にはさまざまな花が咲き、春にはチューリップやネモフィラ、秋にはキバナコスモス(9月中旬~10月中旬)コスモス(10月上旬~10月中旬)コキア(10月中旬~10月下旬)が目を楽しませてくれます。
全長約11キロメートルのサイクリングコースも整備されており、自転車を借りて園内をぐるりと見て回ることも可能です。1日で回りきれないほど広いので、1泊して2日楽しんでもいいかも!自粛生活で運動不足を痛感している人は、国営ひたち海浜公園でアクティブな時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。