20代と言えば、仕事だけでなく恋愛も充実させたい時期ですよね。しかしコロナ禍では、新たな出会いを求めるのは難しくなっています。すでに付き合っているカップルにしても、思うようにデートができなくなっているのではないでしょうか。こういった状況は、新型コロナが終息しない限り続いていくかもしれません。そうしたなか、いま「オンラインデート」が話題になっています！
インターネットで出会うのはもはや当たり前の時代に
結婚相手紹介サービスを提供する株式会社オーネットが2020年に成人式を迎えた新成人618人（男女各309人）に対して「恋愛･結婚に関する意識調査」を行いました。
「現在交際している相手とどうやって知り合ったか？」との質問に対し、1位が「大学（専門学校、大学院を含む）」で32.3％、2位が「幼稚園～高校までの知り合い」で21.3％、そして3位が2019年に続いて「ネット（SNS）」で15.3％という結果になりました。
これを見るに、もはやインターネットを介して知り合い、恋愛にまで発展するのも当たり前の時代になっていると読み取ることができます。
マッチングアプリの利用者も増加傾向
今やインターネットにおける出会いはSNSだけではありません。恋愛に積極的な人のなかには、マッチングアプリを利用する人も増えています。
2019年、モバイルに特化した調査研究機関であるMMD研究所が、20～49歳の男女1,179人に「マッチングサービス・アプリの利用実態調査」を行いました。男性ではマッチングアプリを「現在利用している」が11.4％、「過去に利用していた」が18.7％という結果でした。
また女性では、「現在利用している」と答えた人が9.7％、「過去に利用していた」が20.7％となっており、男女ともに「利用経験がある人」の合計は3割を超えています。
かつては「出会い系アプリ」などと言われていましたが、時代が移り変わったことで、若い世代を中心に積極的なマッチングアプリの活用が多くなっているようです。
「オンラインデート」ってどうやるの？
インターネットを利用した出会いがもはや当たり前となっています。しかし、コロナ禍でなかなか実際に会うことが厳しくなっていることから、オンラインデートが注目され、多くのカップルが利用するようになりました。今後、新しいデートの形としてさらに普及するかもしれません。
「オンラインデート」では、具体的にどのようなことをするのでしょう？まずLINEやZoom、Skypeなどのアプリを使用します。それらのアプリのビデオ通話機能を利用して相手の様子を見ながら通話をし、オンラインで同じゲームを楽しんだり、同じ映画を見て感想を話しあったり、料理をそれぞれの場所で作ることで、時間を共有するというのが基本的な楽しみ方です。
初デートはオンラインで！
オンラインデートの人気が高まりを見せる中、複数のマッチングアプリからオンラインデートに特化した機能がリリースされ注目を浴びています。
マッチングアプリの「Pairs」では、条件を満たすことでマッチングした相手と「ビデオデート」を楽しむことができます。同様の機能が「タップル誕生」にも搭載されています。
マッチングした相手と初めての「デート」をオンラインで行うことで、恋愛に対してのハードルはさらに下がることが予想されます。
