緑色の宝石11種類の特徴や石言葉を紹介
緑色の宝石にはいろいろな種類がありますが、ここで人気の11種類の特徴やその石言葉についてご紹介します。色はもちろん、石言葉を参考にして選んでみるのも一案です。
緑色の宝石①エメラルド
エメラルドというのはもともとギリシャ語で「緑色の宝石」を意味しており、古代エジプトの女王クレオパトラが愛した宝石としても有名です。
ほかの宝石と同じく、エメラルドの品質はその色によって決まります。黄色味や青味の強いエメラルドは正式にはエメラルドとして認められず、ベリルの中でもクロムまたはバナジウムにより一定の基準に達した石のみがエメラルドと呼ばれます。
エメラルドは宝石の中でも硬質に分類されますが、もともと内部に細かなキズをたくさん抱えている宝石で、オイル処理をしてキズを目立たなくする処理が行われています。
そのため超音波洗浄をすると振動によってオイルが抜け、割れてしまう危険があります。ある意味とてもデリケートな宝石なので、お手入れをする際は注意しましょう。
エメラルドの石言葉
エメラルドの石言葉は以下になります。持つ意味合いから、婚約指輪や結婚指輪に向いているとされています。
- 愛情
- 結婚
- 精神の安定
- 健康
- 希望
- 清廉
緑色の宝石②翡翠
翡翠はヨーロッパでジェードとも呼ばれ、日本では縄文時代のアクセサリーであった勾玉に使われたこともある石です。翡翠は硬玉(ジェダイト)と軟玉(ネフライト)の2つに分けられ、日本でより価値が高いとされているのが前者のジェダイトです。
ネフライトと区別するために「本翡翠」や「翡翠輝石」などと呼ばれることもあります。中国産の翡翠の場合、フライトも翡翠や軟玉翡翠という表記で表されていることが多々あるので注意しましょう。ジェダイトの方を購入したい場合は、信頼できる店で購入するのが無難です。
翡翠の石言葉
翡翠の石言葉は以下になります。翡翠は中国ではお守りとして人気があり、老若男女問わず翡翠のアクセサリーが好まれる傾向にあります。
- 長寿
- 安定
- 知恵
- 魔除け
- 癒し
- 純粋
緑色の宝石③ペリドット
エメラルドによく似た宝石であるペリドットは、明るい黄緑色が特徴的です。古代エジプトでは闇を払う「太陽の宝石」として大切にされ、一部の説ではクレオパトラが愛した緑色の石は、実はエメラルドではなくペリドットだったのではといわれています。
ペリドットは夜暗い中にあっても、ロウソクのようなわずかな明るさでもきれいに光輝いて見えることから、「夜のエメラルド」と呼ばれることもあります。エメラルドと似た輝きを持つので、購入する際は間違えないようにしましょう。
ペリドットの石言葉
ペリドットの石言葉についてご紹介します。ペリドットの持つ意味合いから、パートナーへのプレゼントにするのにもおすすめです。
- 平和
- 幸せ
- 夫婦の愛
- 運気の再生
- 豊穣
緑色の宝石④グリーンアメジスト
アメジストと聞くと、紫色が思い浮かぶ方も多いでしょう。グリーンアメジストは石英の一種で、日本では「緑水晶」と表記することもあります。華やかさのある紫色のアメジストとは違い、落ち着きのある上品な色合いが魅力の宝石です。
海外では「プラシオライト(Prasiolite)」と呼ばれることもあります。一般的に出回っているグリーンアメジストの多くは紫色のアメジストに熱処理を施して緑色にしていることが多いです。天然のグリーンアメジストは入手困難だとされています。
グリーンアメジストの石言葉
グリーンアメジストの石言葉は以下になります。たとえ人工的に熱処理されて緑色になったものでも、石の持つ意味合いはグリーンアメジストそのものなので安心しましょう。
- 結婚運
- 恋愛成就
- エネルギーバランスを整える
- 愛のエネルギー
- 奇跡
- 幸運
緑色の宝石⑤デマントイドガーネット
デマントイドガーネットはその名の通り、美しい茜色で知られるガーネットの種類で、ガーネットとは違い緑色をしています。「デマントイド」とは、オランダ語で「ダイヤモンドに似た」という意味で、ダイヤモンドに劣らない輝きを持ち、希少性の高い宝石として有名です。
「ホーステール・インクルージョン」と呼ばれる馬の尻尾の形のような内包物が入っていると、よりレアで高価な宝石となります。もしもお店で見かけたらさりげなくチェックしてみましょう。
デマントイドガーネットの石言葉
デマントイドガーネットが持つ意味は以下になります。目標を達成したいという方におすすめの宝石です。
- 友愛
- 勝利
- 真実
- 実りの象徴
- 夢の実現
- 恋愛成就