泣ける!ドラえもん映画ランキングTOP3

泣ける!ドラえもん映画ランキング第3位:のび太と鉄人兵団

監督:芝山努さん
脚本:藤子不二雄さん
ゲスト出演者:山本百合子さん、三ツ矢雄二さん、田中康郎さんなど
公開年:1986年
興行収入:13億円

映画ドラえもんシリーズ通算第7作目となる本作は、映画化7周年記念作品として制作されました。

地球侵攻作戦を企てる鉄人兵団とドラえもんとのび太たちの戦いを描いた物語です。

泣ける!ドラえもん映画ランキング第2位:のび太の日本誕生

監督:芝山努さん
脚本:藤子・F・不二雄さん
ゲスト出演者:松岡洋子さん、永井一郎さん、高島雅羅さん
公開年:1989年
興行収入:20.2億円

映画ドラえもんシリーズ通算第10作目となる本作は、記念すべき平成最初のドラえもん映画作品です。

叱られてばかりの毎日に嫌気がさしたのび太と、それぞれ日常に鬱憤を抱えるドラえもんや仲間たちとともに「太古の日本へ行く」という史上最大の家出を決行したことから始まる冒険譚です。

映画終盤、太古の日本で暮らすヒカリ族の少年・ククルとの別れの場面は涙なしでは見ることができません。

泣ける!ドラえもん映画ランキング第1位:STAND BY ME ドラえもん

監督:山崎貴さん、八木竜一さん
脚本:山崎貴さん
ゲスト出演者:妻夫木聡さん
公開年:2014年
興行収入:83.8億円

そして映画ドラえもんの泣ける作品第1位に輝いたのは、シリーズ初の試みとなる全編3DCGで描かれた『STAND BY ME ドラえもん』です!本作は藤子・F・不二雄生誕80周年記念作品として制作されました。

内容は原作の第1話「未来の国からはるばると」、しずかへのプロポーズから結婚までを描く「雪山のロマンス」、ドラえもんとの別れと再会を描く「さようならドラえもん」、そして「たまごの中のしずちゃん」など、原作から7つのストーリーを抜粋・再構成し、ドラえもんとのび太の出会いと別れ、のび太としずかの恋愛模様が描かれています。

脚本の山崎貴さんが版権元に脚本を提出したところ、「こんなに愛のあるプロットは初めて」と絶賛されたほどの内容に、感動で涙を流す人が続出しました。

あえて見たい!ドラえもん映画駄作ランキングTOP3

あえて見たい!ドラえもん映画駄作ランキング第3位:のび太のドラビアンナイト

監督:芝山努さん
脚本:藤子・F・不二雄さん
ゲスト出演者:阪脩さん、松島みのさん、加藤精三さんなど
公開年:1991年
興行収入:18億円

それでは最後に、あえて見てみたくなる!映画ドラえもんシリーズの「駄作」と呼ばれる作品を3作ご紹介しましょう。

まず第3位にランクインしたのは、映画ドラえもんシリーズ通算第12作目となる『のび太のドラビアンナイト』です。本作は第9回ゴールデングロス賞最優秀金賞を受賞しました。

物語は『アラビアンナイト』をモチーフに、794年のアラビア・バグダッドでシンドバッド達に囚われたしずかをドラえもん、のび太、スネ夫、ジャイアンの4人が力を合わせて救い出すという内容です。

しずかちゃんが奴隷に拉致されるなど、ハードで渋い展開に見応えがありますが、ドラえもんらしくないという理由から駄作に挙げる人も多い作品です。

あえて見たい!ドラえもん映画駄作ランキング第2位:のび太と奇跡の島

監督:楠葉宏三さん
脚本:清水東さん
ゲスト出演:野沢雅子さん、水樹奈々さん、山寺宏一さんなど
公開年:2012年
興行収入:36.2億円

映画ドラえもんシリーズ通算第32作目となる『のび太と奇跡の島』が第2位にランクインです。本作は小学館創業90周年とコロコロコミック創刊35周年を記念し制作された作品です。

絶滅危惧種のカブトムシ・ジャイアントモアを巡って、絶滅動物を保護する奇跡の島・ベレーガモンド島を舞台に繰り広げられるドラえもんとのび太達の冒険を描いた物語です。

シンガーソングライターの福山雅治さんが主題歌を務め、俳優の小栗旬さんが声優としてゲスト出演したことでも話題となりました。

あえて見たい!ドラえもん映画駄作ランキング第1位:のび太の人魚大海戦

監督:楠葉宏三さん
脚本:真保裕一さん
ゲスト出演者:田中理恵さん、飯塚雅弓さん、山野史人さんなど
公開年:2010年
興行収入:31.6億円

そして残念ながら駄作ランキングの1位に輝いたのは、映画ドラえもんシリーズ通算30作目となる『のび太の人魚大海戦』です。本作は映画化30周年と漫画連載開始40周年を記念した作品となっています。

のび太達が遊んでいた架空の海にひょんなことから迷い込んでしまった人魚族の姫・ソフィア。人魚族の宝という「人魚の剣」を怪魚族から守るため、ドラえもんとのび太たちは人魚族と協力し、怪魚族をやっつけるために立ち上がります。

物語のテンポの悪さや説明不足な点を指摘する声も多いですが、安定した完成度の作品が多いドラえもんシリーズの中でこれだけ酷評が多いと逆に一軒の価値ありかもしれません!