そもそもは6日に「スポーツニッポン」が、4人組バンド・男闘呼組のメンバーを中心に結成された『Rockon Social Club(RSC)』が紅白に出場することを報じた。RSCは男闘呼組のメンバーである成田昭次、高橋和也、岡本健一、前田耕陽に、ドラマーの青山英樹、シンガー・ソングライターの寺岡呼人の6人で結成されたバンドだ。
今年9月、すでに紅白への出場が発表されているMISIAとのコラボ曲「傷だらけの王者」を発表しており、NHKのラグビーテーマソングに起用され、今秋の『ラグビーW杯フランス大会』の期間中に何度もオンエアされていたため、同局が紅白出場を熱望していたという。
「前回大会は日本で開催され、日本代表の快進撃もあって盛り上がったが、今大会は試合中継が日本時間の早朝だったり、日本代表が1次リーグで敗退したこともあって、盛り上がりには欠け、RSCとMISIAのコラボ曲もそれほど話題にならなかった。ただ、もともとNHKは今年6月音楽番組『SONGS』に男闘呼組を出演させたこともあって、紅白に出場させたかったことは間違いないだろう。しかし彼らが所属していた旧ジャニーズ事務所の創業者のジャニー喜多川氏の性加害問題を受け、今回の紅白からはジャニーズ勢を排除。退所したとはいえジャニーズが生み出した男闘呼組を出場させるとなると、ジャニーズ色はかなり薄れているとはいえ、どうしても“色”がついてしまう。期間限定で活動していた男闘呼組は今年8月に解散したこともあり、苦肉の策としてRSCを出場させることにしたようだ」(芸能記者)
スポニチの報道が出る前日の5日、岡本は2021年から締結していた旧ジャニーズ事務所とのエージェント契約解除を発表。自身のSNSで、《新会社とのエージェント契約が締結するまでの期間は、自分の会社でセルフマネージメントして活動を続けていきます》と報告している。