Jリーグにおいて、ある意味で優勝争いより盛り上がるのが昇格・降格を巡る争いだ。J2→J1への昇格争いは、町田ゼルビア、ジュビロ磐田、東京ヴェルディがJ1行きの切符を掴んだが、東京を本拠地とする2チーム(町田と東京V)が同時に昇格したことで、来季は思わぬ“混乱”が生まれそうだ。

「来季からJ1が18チームから20チームになるため、今季のJ2からJ1への昇格枠は3つ。昇格争いは、降格組の磐田と清水、昨年3位の岡山、さらに山形、仙台、長崎あたりが中心になると見られましたが、町田は前半途中から1度も首位を譲らずに優勝し、東京Vも順調に勝点を積み上げて16季ぶりのJ1を勝ち取りました。これにより来季はFC東京、町田、東京Vと、東京を拠点とする3チームがJ1で戦うことになります」(週刊誌運動記者)