issue+designでは、D障害のある子どもが小学校に就学する時に、様々な困難を感じたり、就学先に悩んだりする親に寄り添う書籍『障がいのある子と親のための小学校就学サポートBOOK(issue+design books)』を12月10日(日)に発売した。

就学先に悩んだりする親に寄り添うサポートBOOK

『障がいのある子と親のための小学校就学サポートBOOK』は、障害のある子どもが小学校に就学する時に、様々な困難を感じたり、就学先に悩んだりする親に寄り添うサポートBOOKだ。

障害のある子どもが就学する時には、パートナーや行政、学校の先生など、様々な人と協力して、より良い学びの場を準備をする「就学活動」を行う。

しかし、「就学活動」の道のりでは、慣習に沿った就学先を進められる、希望する学校に受け入れてもらえない、など思わぬトラブルに直面することがあるそうだ。


『障がいのある子と親のための小学校就学サポートBOOK』は、そんなトラブルを事前に知り、先輩家族が実際に行った対応策を学ぶとともに、スケジュールに沿っていまやるべきToDoをひとつずつ行うことで着実に就学活動を前に進めていくことができる一冊となっている。



支援が必要な子も、そうではない子も、いつも隣にいて互いに心から笑い合える。それが当たり前で、誰もが生きやすい社会へ少しでも近づくはじめの一歩になることを願って、issue+designは、『障がいのある子と親のための小学校就学サポートBOOK』を発売する。

また、『障がいのある子と親のための小学校就学サポートBOOK』は、「ダウン症のある子供をもつ親」が集まって立ち上げたアクセプションズの高橋真(たかはしちか)さんとの共著として執筆した。

構成について


『障がいのある子と親のための小学校就学サポートBOOK』は、知っておきたい基本的な用語やスケジュールを学ぶ「PART1知識編」、子どもが年中~就学先決定までのToDoとトラブルを知り対応策を身につける「PART2実践編」、就学先決定~入学までの小学校とのやりとりをまとめた「PART3準備編」で構成されている。

また、コラムとして知っておきたい法律や障がいに対する考え方も満載だ。

高橋真さんについて

高橋真さんは、アクセプションズ・しごと・しあわせラボ(就労困難者の短時間就労モデル)の理事、学術領域では慶應SDM研究員、東京大学大学院教育学研究科付属バリヤフリー教育研究開発センターの協力研究員。法政大学特任講師。東京医科歯科大学非常勤講師。また、お酒と美味しいアテが好きだという。

この機会に、『障がいのある子と親のための小学校就学サポートBOOK』を手に取ってみては。

issue+design公式サイト:https://issueplusdesign.jp/

(角谷良平)