企業や自治体の「副業解禁」が進む今だからこそ、複数の収入を持ちたいと考えている方も多いのでは? 今回は実際に副業をはじめた数名の女性に、副業をはじめたきっかけと、金額をインタビュー。さらには、副業したい人にオススメのサービスもご紹介します。
「副業したい」は7割以上!
20代専門の転職サイト「Re就活」が2020年8月に行った【20代副業に関する意識調査】によると、勤務先で認められていたら「副業したい」と答えた人が72.4%もいることがわかりました。新型コロナウイルスの影響で、収入が減ってしまった人はもちろん、今後の不安から「複数の収入があった方が安心」だと考える人が増えているのではないでしょうか?
とはいえなかなか一歩が踏み出せない人や、副業の始め方がわからず悩んでいる人もいることでしょう。そこで今回は、実際に副業をはじめた人に「どうやって副業をはじめたのか?」「どれくらい収入が増えたのか?」を聞いてみました。
Instagramでオファーが! 得意のイラストで月3万円ほど稼ぐようになりました
「WEBデザインの会社に勤めているのですが、休憩時間や仕事の合間に趣味でイラストを描いていました。そのイラストをSNSにアップしていたところ、急にDMから仕事の依頼がきたのです。
一番最初に連絡をくださったのは広告代理店に勤めている方からで、クライアントのサイトに使用するイラストを数枚描いてくれないかというものでした。
その仕事を受けた後から、他にも連絡をちょこちょこいただくようになり、ウェブサイトでのイラストやコラムに合わせた漫画っぽいものなど、基本は全てSNSから。たくさんは描けないのでまだまだ趣味に近い感覚ですが、いつかはイラストメインで活動できればなと思うようになりました(WEBデザイナー/27歳)」
知識を活かして記事ライティングを行うように。今では月7~8万円の副収入が
「前職が人材サービスの営業だったので、その知識を活かして記事ライティングを副業にしています。私は営業職があまり得意ではなかったので、今は転職して事務仕事をしているのですが、正直収入面のマイナスが悩みでした。なので副業でそのマイナス分をまかないたいなという気持ちがあって、副業マッチングサービスのランサーズに登録することに。最初は実績もなかったので、とにかく低単価でも数をこなす……というようにしていたのですが、ある程度実績もできてからは継続して発注くださるクライアントさんもできて、少しずつ1記事あたりの単価も上がってきました。今では、営業職で働いていたときより、少しプラスになっています(事務職/29歳)」
作り置きを強みに、家事代行サービスで4万円
「結婚してからずっとパートで接客業をしていたのですが、正社員に比べて給料は少ないし今後はどうしよう、正社員に戻ろうかなぁという悩みを抱えていました。
そんなとき、自宅で友人家族を招いてホームパーティーをすることになったんです。友人宅は、夫婦ともにバリバリ働いていて、基本的に帰りも遅く、外食が多いと聞いていたので、ここは思い切って私が料理を頑張ろうと。とくに、女性の方は結婚して家庭に入った私と違い、キャリアを継続してバリバリ働いている姿が格好よく、憧れの存在に近いものでもありました。
ホームパーティーは成功で、友人夫婦は私の料理を食べてすごく美味しい! と感動して褒めてくれました。そして、私の料理好きなところをみて家事代行……というか、料理の作り置きをするのはどうかと相談をくれたんです。
外食ばかりするより健康にも良いし、節約にもなる、食べた後すぐに休めるのもメリットになるからと。なので最初は知り合いづてに作り置きをするように。そこから、ココナラを使ってレシピ販売を行ったりもしながら、他のお宅にも作り置きに出かけています。(パート・アルバイト/27歳)」