怒りをコントロールする“アンガーマネジメント”という言葉を聞いたことはあるでしょうか? これを実践していて気づいたのは、他人に対して寛容になることで、相手も自分も生きやすくなるということ。怒りの感情をコントロールしつつ、お守りコスメを頼って、肌にも心にも潤いを取り戻していきましょう。

他人に対して寛容になることで、相手も自分も生きやすくなる

“アンガーマネジメント”という言葉を聞いたことがあるでしょうか? 怒りの感情をコントロールするスキルのことです。

私がこの言葉を知ったのは約1年前で、調べていくうちに自分が無意識にアンガーマネジメントをやっていたのだと気づきました。

私は元々怒りっぽい性格で、自分の理想と現実にギャップが生じたときにイライラしがちでした。例えば、組んでいたスケジュールが崩れたときや、サクサク進めるはずだった仕事が思うように進まなかったときは相当のストレスで、相手にも伝わるほど表情や態度でその怒りを表現してしまっていたと思います。

でもその怒りっぽい性格は学生のときまでで、社会人になってからは怒りの感情を上手にコントロールできるようになりました。どうしてそうなったかというと、一番大きい理由は、考え方や行動に対して「~すべき」と思うのをなるべくやめて視野を広げるようにしたことです。「~すべき」と思うことを相手に押し付けるのは相手を尊重していないという表れであり、自分の欲を満たすための自己中心的な行為。価値観が100%合致する人は絶対にいないので、自分は当たり前だと思っていることや「~すべき」と思っていることが他人とは異なると理解してから、仕事や恋愛など全ての対人関係においてストレスを感じることがガクッと減りました。

学生のときまでは相手に自分のルールを押し付けてばかりだったけど、社会人になり、老若男女たくさんの方々と接する機会が増えて様々な価値観と触れたおかげで視野を広げることができました。異なる価値観を受け入れるのは難しいときもあるけれど、他人に対して寛容になることは、相手も自分も生きやすくなるのだと実感しています。

それでもどうしてもイライラしてしまうときはありますが、そんなときも相手に怒りをぶつけないように意識して行動します。怒りを抑えきれない=自分が冷静でないときなので、つい言葉がキツくなったり、言わなくてもいいことまで言ってしまったりしがちです。爆発中は自分の気持ちがスッキリしても、爆発後は焼け野原で何も残りません。感情的に怒った後は「何であんなキツイ言い方をしてしまったんだろう」と後悔し、感情的に怒られた方は「悪いのは自分だったとしても、何でここまでキツイ言い方をされないといけないんだ」と不信感を募らせ、関係性は悪化します。

だからイライラしてしまったときは、相手に爆発メールや電話をしてしまわないようにiphoneの電源を切る、散歩に出かけて気分転換をする、紙に気持ちを書き出す。“怒りが生じたときのピークは6秒”で、6秒を過ぎたら怒りの衝動性はおさまっていくといわれているので、イライラしたら一旦その場から離れると爆発を回避することができるのでおすすめです。

イライラしてストレスが溜まると、心だけでなく肌にも悪影響。免疫力が下がり、その結果肌のバリア機能も低下し、乾燥や吹き出物などの肌トラブルを引き起こします。そうならないためにもアンガーマネジメントで怒りの感情をコントロールしつつ、お守りコスメに頼るのが得策。