タピオカ、台湾カステラ、トゥンカロン…スイーツの流行は毎年盛り上がりを見せ、行列ができるお店やSNS投稿など今や人々のテンションを上げてくれるマストアイテムです!
そんな中、再び流行の兆しを見せているスイーツが「カヌレ」。
こちらではカヌレ流行の背景と、編集部がリサーチしたネットで人気の「カヌレ専門店」をご紹介します。
ハズせないスイーツ!フランス菓子「カヌレ」
カヌレとは?
カヌレはフランスボルドー地方の伝統的な焼き菓子です。
小麦粉、牛乳、バター、砂糖、卵、ラム酒などシンプルな材料で作った生地を、ハチミツを塗った型に入れて焼いたもの。
小さな富士山のようなビジュアルで、表面の焼いたハチミツのカリッと感と、カリカリの先に現れるずっしり重めなふわもち生地がマッチ。想像以上に食感も味わいも楽しめる唯一無二のお菓子です。
「カヌレ」は1990年代に流行ったスイーツ!?
カヌレは1995年に日本でも流行しました。流行といっても、専門店の出店が相次ぐというような今のようなバズり方は見られませんでした。当時は生チョコレートやパンナコッタ、ベルギーワッフルなど今ではメジャーなスイーツが毎年出現していた時代で、カヌレは名前はあがるものの誰もが食べたことがあるという感じではなかったので、同世代でも知っている人と知らない人が二極化しています。当時も洋菓子店などでは扱いがありましたが、話題になった後しばらくしたら下火に。スイーツ流行の流れの中で、メディアが初めて取り上げた珍しいお菓子だったのかもしれませんね。
実はとんでもなく美味しい!忘れられない味と食感「カヌレ」
ただ、当時口にしていた私(30代後半)からひとこと言わせていただきます。
私はスイーツに飛びつくようなタイプではないのですが、そんな私が唯一美味しくて覚えているのがこの「カヌレ」なのです。
見た目や素材が控えめなお菓子ながら、何年も事あるごとにまた食べたいと思ってきました。私が唯一、手土産が必要な時に自信を持っておすすめしたいお菓子、お店で見かけたら買って帰りたくなるお菓子がカヌレです。
さて、そんなカヌレは、ここ数年で洋菓子店やベーカリー、カフェでも取り扱いが増えており再ブームの兆しを見せています!
つい先日も都内の大手百貨店のデパ地下でカヌレと遭遇!私が唯一心に残っているスイーツとの再会にテンションがあがりました。
「カヌレ」が再ブーム!?15年振りのヒット!
Instagramで#カヌレと検索すると、約39万もの投稿が。
そして、その最近のカヌレの姿は私が1995年に出会ったカヌレとは一変していました!!
昔流行した時は、茶色い小さな富士山スタイルだったカヌレ。今はインスタ映え、SNS映えの時代に合わせてかカラフルなアイシングやデコレーションで可愛らしい姿に変貌を遂げていました。最近では専門店ができるほどの人気ぶりなのだそう。
これまでのクラシックタイプだけではなく、現代の進化系カヌレもぜひチェックしてみてください。