3個目の漢字はこれ!「枌板」
最後の漢字はこちら!
「枌板」です!
村でも粉でもありませんよ。
「枌板」の読み方のヒントは?
1.「枌板」をひらがなにすると、4文字になります。
2.「枌板」は茶室などの室内装飾によく用いられます。
3.『板屋根を葺くのは枌板といって、』柳田国男「母の手毬歌」より引用
正解は…
正解は「へぎいた」でした!
「枌板」とは、木の繊維を壊さずに、削らずに手で割って、厚さ1ミリ以下まで薄くした板です。「はぎいた」と読んでも正解です。
ちなみに、ナタや楔といった刃物を使い、木目に沿って割り裂くことを「枌加工(へぎかこう)」といいますよ。
「枌板」は、主に杉・桧・椹といった針葉樹を材料とします。
刃物を使わないことから独特の風合いがあり、何十年も木の艶を保つため茶室などの室内装飾によく用いられます。
また、茶道では菓子器としても小振りの「枌板」を使うことがあります。事前に水にぬらしてから生菓子を載せると、しっとり艶やかで美しいのだそう。
新潟名物に海藻をつなぎに使った「へぎそば」がありますが、こちらも「枌板」で作った器に盛っていることが特徴です。
「枌」の音読みは「フン」「ブン」、訓読みは「そぎ」「にれ」、漢検1級、8画の漢字です。
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