ジャファー・ジャクソンのインスタグラムより
キング・オブ・ポップであるマイケル・ジャクソンに瓜二つのジャファー・ジャクソンが、ロサンゼルスで撮影中の伝記映画『Michael(原題)』の撮影初日を迎えた。
1月に故マイケル・ジャクソンを演じることが発表された新進気鋭のスター、ジャファー・ジャクソン(27)。マイケルの甥っ子であるジャファーは、2025年公開予定のこのプロジェクトのセットでリハーサルを行いながら、非の打ちどころのないダンス・スキルを披露した。
ジャファーは、サイドにゴールドのストライプが入った黒のパンツと、真っ白なシャツを着用。彼はボタンアップを重ね着していた。このスタイルは、マイケルが『Man In The Mirror』などのヒット曲を披露する際にステージで着用した衣装に似ていた。また、ジャファーが白いバックドロップの前に立ち、撮影が始まる前に空のマイクスタンドでリハーサルをしながら叔父の靴を履く姿も見られたという。
この映画の製作は、SAG-AFTRAとWGAのストライキ中に一時中断されていたが、正式に再開された。本作は、ジャクソン・ファイブで有名になったマイケルの全人生を追い、1990年代の児童性的虐待疑惑など、彼が直面した論争も描く予定だという。
ジャファーといえば、キャスティングされたことが報道された際、SNSにてマイケルが着ていたのと同じような衣装を着ているモノクロの画像をシェアし、「マイケルおじさんの物語に命を吹き込むことができて、謙虚で光栄です。世界中のファンの皆さん、また会いましょう」とキャプションにつづっていた。
監督は『イコライザー』シリーズなどで知られるアントワーン・フークアが務める。フークア監督は声明の中で、このプロジェクトに参加できることに感激していると述べた。「私のキャリアの最初の映画はミュージックビデオで、映画と音楽を組み合わせることは、私という人間の深い部分だと今でも感じています。私にとって、マイケル・ジャクソンのようなパワー、カリスマ性、そして音楽の天才を持つアーティストはいません。MTVでヘビーローテーションされた最初の黒人アーティストである彼の作品を見て、私はミュージックビデオを作ることに影響を受けました。彼の音楽とそのイメージは私の世界観の一部であり、彼の音楽とともに彼のストーリーをスクリーンで語るチャンスはたまらないものです」とコメントしている。