友人や家族が出産した際に、出産祝いの品物は何にしたら良いのか、どのくらいの価格のものが良いのか、悩まれる方は多いでしょう。プレゼントは関係性によって相場も異なり、贈り物の種類も様々です。今回は産後ママへの出産祝いとしておすすめのアイテムをご紹介するとともに、選ぶ際のポイントについても説明していきます。
出産祝いを送る前に…
まずは出産祝いを贈る前に、最低限守っておきたいマナーや贈り物の相場などについてお伝えしておきす。出産した本人だけでなくその親族の方々も関わることなので、友人や仕事関係の方に贈る場合は特にしっかりとマナーに注意し、恥をかかないようにしましょう。
出産祝いの相場
出産祝いを贈る際の相場は、相手との関係性によって金額が異なります。友人・知人、家族や親戚、ビジネス関係の方など様々ですが、基本的には関係が近いほど額は上がる傾向にあります。
例えば友人の中でも、親友と呼べるほど仲の良い人とたまに会う程度の通常の友人とがいると思いますが、仲の良い友人ほど贈り物の金額も高めにする方は多いでしょう。これは仕事関係の方にも同じようにあてはまります。以下に大まかな相場をご紹介しておきますので、参考にしてみてください。
| 友人・知人 | 3,000~10,000円 |
|---|---|
| 家族・親戚 | 10,000~30,000円 |
| 仕事関係 | 3,000~10,000円 |
出産祝いのプレゼントを贈るタイミング
出産祝いを贈るタイミングは、一般的に生後7日からお宮参りをする1ヶ月の間が良いとされています。しかし、出産を終えたお母さんは心身ともに疲れているため、1~2週間は家族とともにゆっくり過ごしたいと考える方が多いでしょう。
家族や親戚ならば1~2週間の間に自宅へ直接届けても良いですが、友人や仕事関係の方ならば2~3週間前後は見ておくのがベストです。どちらにしても、母子両方の体調を気遣い様子を見ながら贈るタイミングを決めるようにしてください。
また、最近では感染症予防として自宅へ郵送する方も非常に増えています。郵送ならば相手が退院して帰宅していれば、細かい日程調整や来客の準備なども省けるためおすすめです。
基本マナー
基本的なマナーとして、出産祝いを持って自宅へ伺う際は必ず事前に連絡を取り、相手の都合を優先して日程を決めてください。しかし、前述したように感染症が心配であまり多くの人を自宅へ入れたくないと考える方も増えています。
もし相手とそこまで近しい仲ではない場合や、住んでいる地域が遠い場合などは相手のことを気遣い、直接伺わずに品物を郵送するという選択肢が望ましいでしょう。その場合は一言連絡を入れておき、落ち着いた頃に直接会ってお祝いを伝えてください。
また、渡し方に関わらず品物を贈る際は「のし」を付けるのが一般的なマナーです。郵送の場合は「内のし」を選び、表書きは「出産御祝」で問題ありません。
喜ばれる出産祝いの選び方
続いて、出産祝いの品物を選ぶ際のポイントや、特に喜ばれるアイテムについてご紹介します。プレゼント選びに迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
選び方①予算
先ほど出産祝いの相場について記載しましたが、関係性ごとの相場を把握しつつ予算に合った品物を選ぶようにしましょう。
というのも、出産祝いをもらった方はお返しとして内祝いを贈るのが一般的です。つまり相場に見合わず高価なものを贈った場合、相手もお返しの品に困り余計な気を遣わせてしまうことになるため、関係性を考慮した上で予算設定を行ってください。
選び方②少し大きめの洋服
赤ちゃんの洋服を選ぶ際は、今着られる服ではなく1年後以降に着られる80㎝～の大きめなサイズを選ぶのがおすすめです。産後直後に着る服はあらかじめ購入している方が多く、その後もすぐに成長してあっという間に着られなくなってしまいます。
さらに、1歳を過ぎると活発に動いたり外出することも多くなるので、洋服は何枚あっても困らないでしょう。その際は少々高めのブランドアイテムなどを選んであげると、特別感が出てより一層喜んでもらえるかもしれません。
選び方③名入れギフト
名入れギフトは、産まれてきた赤ちゃんのためだけに贈られた特別なものという印象を与えることができるため、非常に喜ばれます。また、ふらっと寄って購入できるものではなく、名前を入れるのに時間がかかるお店がほとんどなので、相手を祝う気持ちもより伝わりやすいでしょう。
ただ、名前を間違えてしまうと逆効果になるので、漢字や読み方、スペルなどをよく確認しておくことが大切です。
