岐阜県馬籠(まごめ)にて、11月18日(土)~2024年1月28日(日)にかけての各週末に、宿場町文化を体験し親子で楽しめる「馬籠宿体験プログラム」が開催される。
水田や山林が広がる里山風景が楽しめるエリア
岐阜県中津川市馬籠地域は、日本のほぼ中心部、中央南アルプス南端に位置し、傾斜地形の中に水田や山林が広がる里山風景が楽しめるエリア。地域の中心部を通る江戸初期に開通した街道・中山道は、馬籠宿の先で木曽路と呼ばれる江戸時代の情景を保つ険しい80kmほどの区間に入り、その先もさらに延びて東京に続いている。
ゴマとクルミの豊かな風味が味わえる「五平餅」や、蕎麦、朴葉すし、ホクホクとした栗がたっぷり入った「栗こわ飯」、野菜などで作った餡がたっぷり入った「おやき」など、地域ならではの農産物や地元食材の料理が味わえるのも特徴。大自然に囲まれた馬籠だからこそ楽しめる、四季折々の食材を使ったメニューも豊富だ。
今回開催される「馬籠宿体験プログラム」の他にも、街道あるきをサポートするプログラムや電動自転車で快適に里山を移動できるプログラムなど、子どもから大人まで楽しめる体験メニューが充実している。
親子で楽しめるプログラムがいろいろ
「馬籠宿体験プログラム」では、木曽路の宿場・馬籠宿(まごめじゅく)を舞台に、「郷土食づくり」「ものづくり」「焼き物体験」「着付け体験」「茶道体験」など様々な企画を用意。
「郷土食づくり体験(所要時間:約3時間)」は、五平餅、いもやこもち、そばといった馬籠宿特産品を、地元の名店の職人さんと一緒に作って食べることができる。
馬籠産の立派な竹を使った「竹灯籠づくり体験(所要時間:約3時間)」は、ドリルで穴をあける作業で、子どもでも安全。LEDがついており家庭でも使えるので、思い出の品になること間違いなしだ。
馬籠の土を使った「焼き物づくり体験(所要時間:約3時間)」は、職人さんに教わりながらこねてお皿やカップの形を作ったら、後日、職人さんが焼き上げ。再訪、持ち帰り、または有料の発送を選ぶことができる。
「着付け+茶道体験(所要時間:約3時間)」は女性限定。参加費はお茶代だけとお得なので、母娘そろって和服に着替え、お抹茶体験と宿場町歩きを楽しんでみては。こちらの体験は開催日が少ないので、早めにスケジュールを確認しておこう。
「茶道体験(所要時間:約1時間)」は、昔から親しまれてきているお抹茶体験で、気軽に参加可能。風情ある宿場町で、日本文化の味と香りを楽しんで!開催日が少ないので、早めの予約がオススメだ。