ウィリアム皇太子とヘンリー王子
エリザベス女王が亡くなる数時間前、ヘンリー王子は兄であるウィリアム皇太子から冷たい態度を受けたとされている。
ジャーナリストのオミッド・スコビーの新刊「Endgame: Inside the Royal Family and the Monarchy’s Fight for Survival」によれば、ヘンリー王子がスコットランドへの旅行の手配を急いでいる最中、兄にメールを送っても返事がなかったとのこと。Page Sixが入手した先行コピーによれば、家族の情報筋は「ウィリアムはハリー(ヘンリー王子)を無視した。彼は明らかに弟に会いたくなかった」と伝えている。
既読無視された後、ヘンリー王子は自分自身のために3万ドルかかるプライベートジェットをチャーターせざるを得なかったとされている。一方で、ウィリアム皇太子は既にエドワード王子と彼の妻、ソフィーとともにエリザベス女王に向かう途中だったという。
最終的に飛行機が離陸したとき、ヘンリー王子は祖母がすでに他界していたことを知らなかったと言われている。さらにバッキンガム宮殿は、ヘンリー王子がまだ機内にいる間に女王の死を国民に公表した。「ハリーは打ちのめされました。ハリーにとって女王との関係はすべてでした。女王は世間に知られる前にハリーに知らせたかったはずです」とサセックス公爵の友人はスコビーに、明かしている。「もう少し待てば、大したことではなかったのに、誰もそれを尊重しなかった」と述べた。
ヘンリー王子とウィリアム皇太子は、ヘンリー王子とメーガン妃が2020年に王室の仕事から正式に身を引いて以来、確執が続いていた。そして、ヘンリー王子が1月に発表した回顧録『Spare』では、ウィリアム皇太子から身体的な攻撃を受けたと主張し、2人の間の確執が大きくなっていると言われている。
「Endgame: Inside the Royal Family and the Monarchy’s Fight for Survival」は11月28日に米発売となる。