年末の漫才頂上決戦『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)のワイルドカードが27日、開幕した。

 惜しくも準々決勝で敗退した93組が準決勝の最後のイスをかけて争うワイルドカード。そのメンバーの中にはインディアンスやミキなど、ファイナル常連組も含まれる。

 このワイルドカード、今年から大きくシステムが変更になっている。昨年までは動画配信サービスGYAO!上で最多再生回数を競ったが、今年はGYAO!のサービス終了に伴い、その舞台をTVerへ移行。再生回数ではなく、SMSによる電話番号認証を伴った投票制となり、期間中1人1票のみが有効となる。

 今年の結果を見るまでもなく、『M-1』の準々決勝といえば、ファイナル常連組も容易く振り落とされる“鬼門”。各漫才師とも、いわゆる勝負ネタをここに持ってくるのが定石となっている。