日本人の男児名は、言葉の響きと共に漢字にも意味を込めて名付けられることがほとんどですすよね。対して、外国人男性の名前は、意味を重要視して名づけられることが多いようです。今回は「光」という意味を持つ外国人男性の名前をまとめました。
「光」を意味する外国人男性の名前【英語】
「光」を意味する外国人男性の名前、まずは英語編から見ていきましょう。
・light(ライト)
light(ライト)は、光・光線・輝き・明るい場所などを指す言葉。明るさをもたらす光源に使われ、また、動詞として「明るくする」という意味あいもあります。さらに転じて、夜明けという意味もあります。
自分自身で光り輝いて欲しい・日の当たる場所で生きて欲しいという、明るい人生を送って欲しいという願いが込められた名前です。
・aureole(オーレオール)
aureole(オーレオール)は、「輝き」という意味があります。
他にも、栄冠・栄光といった意味もあります。主にキリスト教徒の間で使われ、キリスト像やマリア像など聖像の後頭部に差す光を表す言葉です。後光というニュアンスが近いでしょう。
キリスト教信者なら、子供につけても不思議ではない有難さのある名前ですね。
・dazzle(ダズル)
dazzle(ダズル)は、眩しく光るという意味。眩しくする・惑わせるという意味もあります。魅了されるというニュアンスがあることから、光だけに使われる言葉ではなく、その対象は美しさなども含まれます。
・glint(グリント)
glint(グリント)は、きらきら光る・煌めくという意味があります。光が何かに反射するといったシチュエーションで使われる動詞であると同時に、気配という意味も持っています。
・glitter(グリッタ)
glitter(グリッタ)は、ピカピカとした光や、きらびやかな様子を表す言葉です。光の点が集まって輝くというニュアンス。宝石やスパンコールなどが光を反射して輝く際に使われる言葉で、あざやかで派手な光を指します。
穏やかな光ではなく、思わず目を奪われるような眩しい光を表すので、息子に対して「注目されるような人物になって欲しい」という意味を込めることができる名前です。
・glow(グロウ)
glow(グロウ)は、「光を放つ」「光る」という意味を持つ言葉です。また、「照り輝く」や「好調する」という意味もあります。
・luster(ラスター)
luster(ラスター)は、「光沢」「光彩」「輝き」という意味のある言葉。転じて「栄誉」「栄光」という意味もあります。
・ray(レイ)
ray(レイ)には、光線という意味。光源や、そこから発せられる光そのものではなく、線上に伸びた光を表している言葉です。
「ray of sunrise」という決まり文句があり、直訳すると「太陽の光」ですが、転じて「不幸なときの楽しみ」という意味を持っています。どんよりした気持ちに差し込む強い光というニュアンスがあり、力強さを感じさせる名前となっています。
また、英語圏の名前である、Raymond(レイモンド)やRacheal(レイチェル)の愛称としても使われます。
著名人には、故・Ray Charles(レイチャールズ)や、Ray Parker, Jr(レイ・パーカー・ジュニア)らがいます。
・sparkle(スパークル)
sparkle(スパークル)は、火花・煌めくといった意味がある言葉です。Sparkling wine(スパークリングワイン)を思い浮かべると分かりやすいですが、光を受けてキラキラと輝きを放つ様子が表れています。
人名には珍しい単語ですが、この名前からは、キラキラとした人生が思い浮かびますね。
「光」を意味する外国人男性の名前【フランス語】
次に、「光」に関係する、フランス語の男性名を見ていきましょう。
・lumiêre(リュミエール)
フランス語で「光」「日光」を表すlumiêre(リュミエール)。美しい響きがありますね。
フランス語には女性名詞と男性名詞があり、lumiêreは女性名詞です。そのため、文章中ではla lumière(ラ リュミエール)となります。
女性名詞ですが、男性の名前に使ってはダメということではありませんので、男性の名前としても使用できます。
・auréole(オレオル)
auréole(オレオル) は、「後光」という意味がある名前です。主に輪っか状になった光を差す言葉で、包み込むような光といったニュアンスがあります。
神聖なイメージがある名前ですね。
・reflet(ルフレ)
reflet(ルフレ) は「反射」。反射と言っても、鏡やスパンコールで反射したような光ではなく、陶器の虹色や、真珠の表面のような優しい反射の光をあら合わします。また、「反映」という意味もあります。
自分のカラーで輝くような、オンリーワンの輝きを見せてくれそうな名前ですね。
・lueur(リュウール)
lueur(リュウール)は、「微かな光」「薄明り」という意味を持つフランス語の名前です。女性名詞ですが、男性名にも使用できます。
優しい、ほのかな灯りを連想させる単語です。おっとりとした優しい男性が連想されますね。
・étincelle(エタンセル)
「火花」「輝き」という意味を持つ、étincelle(エタンセル)。英語でいうところのsparkleに近いイメージです。
・éclat(エクラ)
éclat(エクラ)は「輝き」「鮮やか」という意味のフランス語です。
「栄光」といったニュアンスが含まれていて、「etre dans tout l'eclat de sa beaute」で「まばゆいばかりの美しさ」という意味となります。クリスチャンディオールやシャネルなど、フランス由来のブランドやコスメの名前でよく見かける単語ですね。
強い光を表す言葉で、息子の輝かしい未来を願う親の気持ちが込められています。