こどもGPSブランド「BoTトーク」を開発・提供するビーサイズは、子ども見守りAIロボット「BoTトーク」に、「音声AI」機能を搭載した。

「BoTトーク」について


「BoTトーク」は、「子どもに付き添い見守るAIロボット」をコンセプトに開発された、子ども見守りGPSサービス「BoT」シリーズの第3世代となる製品だ。


手のひらサイズの見守りロボット端末を子どもが持ち歩くだけで、見守りAIが自宅や学校、塾など子どものよく行く場所や、普段の行動範囲を自動で学習する。

子どもが目的地に到着や出発をした際、もしくは子どもが普段行かないような所に行っていることを検知した際に、自動で保護者のスマホアプリに通知が届く。

保護者は、スマホアプリを開いて自ら子どもの居場所を都度チェックしなくても、「何かあれば通知がくる安心感」が形となった「全自動の見守り」サービスだ。

また、「BoTトーク」端末と保護者のスマートフォン間で音声メッセージのトークを送りあうことが可能。簡単な操作でトークできるので、トラブルの際のSOSはもちろん、日常の連絡を家族間で取り合えるコミュニケーションツールとしても活躍する。

音声認識・音声合成が可能な「音声AI」機能


「音声AI」機能では、保護者のスマホアプリに届く子どもの声(トーク)を書き起こすことが可能だ。

保護者は、アプリ上でトークを再生できるほか、トーク内容を「読む」こともできる。


また、保護者がアプリで入力したテキストを「音声AI」が代読し、音声として送信できるようになった。

結果、電車内や静かなオフィスなど、トークの録音や再生ができない場面であっても、より自由にトークを送り合えるようになるため、これまで以上に多様な親子のコミュニケーションをサポートできるようになる。

「音声AI」機能は、12月より順次配信。すでに「BoTトーク」を利用している人も含め、全「BoTトーク」ユーザーに追加料金なく提供される。

「音声AI」機能開発の背景

ビーサイズは、2017年4月に「GPS BoT」、2022年3月に「BoTトーク」をリリースして以降、次世代型のGPS機能とトーク機能によって「新しい親子のコミュニケーションの形」を創造し、親子の安心安全と健やかなコミュニケーションを支えてきた。

世の中はコロナ禍を経て、オフィス回帰する企業や、テレワーク・ハイブリッドワークを採る企業など、働き方や働く環境も多様化している。

この社会的変化に際して「BoTトーク」が、より多様な場面で親子のコミュニケーションをサポートし、日常の安心安全にさらに貢献すべく、「音声AI」機能の開発と搭載に至ったという。

「音声AI」の搭載により、音声に加え、テキストコミュニケーションにも対応できることで、あらゆる場面で、より円滑な対話が可能となることを目的としている。

新機能が加わった「BoTトーク」で、より多様な親子のコミュニケーションを実現できそうだ。

「BoTトーク」URL:https://www.bsize.com/bot/talk

(Higuchi)