アクセサリーでも人気のピアス。ピアスはつける位置によって、名前や名称が違うのをご存知でしょうか。耳につけるピアスも、耳のどの位置につけるかで名前や名称が変わるのです。今回はピアスの位置と名前や名称をご紹介します。ピアスをつける時の参考にしてみてくださいね。
ピアスの位置と名前や名称◎ボディピアスとファッションピアス
「ピアス」というと、多くの人は耳にしている可愛いアクセサリーのピアスをイメージする人が多いと思います。 ピアスの中には、ボディピアスというのもあるのですが、どんなピアスかご存知でしょうか。 アクセサリーのピアスは、耳にしか付けない、ライフスタイルやファッションに合わせて付け替えて楽しむ可愛いピアスですよね。 ボディピアスというのは、耳だけではなく、体のイロイロな部位につけることができるアクセサリーです。 体のイロイロなところに付けることができるように、ピアスの形状や太さも豊富であることが特徴です。
ボディピアスにはファッションピアスと違って、長時間つけていることができるという特徴があります。 ボディピアスは、留め具がネジ式になっているものが多く、しっかりとピアスをとめておくことができます。 ファッションピアスの留め具には、とがったキャッチのものが多いと思います。 ボディピアスはファッションピアスと違って、キャッチがボールタイプのものが多いので、耳の裏側などが痛くなりにくいというポイントもあります。
ボディピアスに使われている素材は、ほとんどのものが金属アレルギー対応の「サージカルステンレス」でつくられています。 サージカルステンレスとは、医療器具にも使われている体に優しい金属です。 金属アレルギーではなくても、長時間金属を体につけておくというのは、お肌を刺激してしまうところを、多少和らげてくれるのです。 しかし必ずしも、全ての人にアレルギーがでないわけではありません。 ボディーピアスをつけるときは、できれば医師やお店の人に相談をしながらつけるようにするといいでしょう。 今回はボディーピアスについて、ピアスの位置と名前や名称をまとめていきます。
ピアスの位置と名前や名称◎イヤーロブ
ファッションピアスのアクセサリーでもつけられるのが、このイヤーロブという部分です。 ピアスの中では一番有名な、耳たぶにつけるピアスですね。 ファッションピアスのアクセサリーだけではなく、ボディピアスの中でも一番有名なピアスなのだそうです。 よくピアスが使われるなので、可愛いピアスなど、ピアスのデザインの種類が豊富にあるというところも魅力ですね。
ピアスの位置と名前や名称◎ヘリックス
耳の軟骨部分のボディピアスで一番有名だと言われているのがヘリックスです。 アクセサリーのファッションピアスもつけることができそうな部分ですね。 耳の上の方に縦にあけたヘリックスは、アンテナのようにみえるので、アンテナヘリックスと呼ぶこともあるのだとか。 同じ部分のピアスでも、そのデザインによって呼び方が変わるというのは面白いですね。 アンテナヘリックス以外にも、フォワードへリックスやインナーヘリックスと呼ばれるヘリックスもあるようです。 ヘリックスにつけるピアスのデザインも、可愛いものが多いようです。
ピアスの位置と名前や名称◎アウターコンク
アウターコンクも、耳の軟骨につけるボディピアスになります。 耳の上にある軟骨につけるピアスで、このアウターコンクも耳のボディピアスとしては有名です。 アクセサリーのように、可愛いデザインのピアスをしている人も多いですね。 耳の軟骨の中では面積が広いので、付けやすいピアスだともいえます。
ピアスの位置と名前や名称◎コンク
コンクは、アウターコンクの反対でインナーコンクと呼ばれることもあるピアスの部分です。 耳の穴の付かくの軟骨につけるボディピアスで、コンクにアクセサリーとして可愛いピアスをつける人も多いようです。 この部分の軟骨は厚くなっているので、ストレートバーベルという、まっすぐなシャフトにネジ式のボールがついたものが定番のピアスを使う人が多いのですが、内径が大きめのキャプティブビーズリングを使っている人もいるようです。
ピアスの位置と名前や名称◎スナッグ
耳の軟骨につけるボディピアスには、スナッグというピアスもあります。 このピアスもアクセサリーとして人気で、可愛いピアスがたくさんありますね。 スナッグというのは、写真のように、耳の内部の山折れになっている部分で、ピアスの入口と出口の両方が見えるように貫通させてあるピアスのことをいいます。 このスナッグも、軟骨の厚いところにつけるので、ストレートバーベルや内径が大きめのキャプティブビーズリングがおすすめです。
ピアスの位置と名前や名称◎トラガス
トラガスも耳の軟骨につけるピアスのひとつです。 耳の穴よりも前にある、小さな軟骨部分にするピアスになります。 トラガスは、アクセサリーとしてのボディピアスとしても人気のあるピアスです。 男性にも女性にも、トラガスにピアスをつけている人は多いのではないでしょうか。 耳の穴の邪魔にならないような、ラブレットタイプのピアスをつけることがおすすめです。 可愛いデザインのアクセサリーがたくさん販売されています。
ピアスの位置と名前や名称◎インダストリアル
インダストリアルも耳の軟骨部分につけるピアスになります。 耳の軟骨部分に2ヶ所穴をあけて、ボディーピアスをつけることをインダストリアルといいます。 穴を開ける部分は、ヘリックスやコンク、トラガスなど、どこに開けても自由です。 もともとヘリックスにピアスをつけていた人が、コンクにも穴をあけて、インダストリアルのピアスにする、という人もいるようですね。 ピアスのデザインは、写真のようなストレートバーベルのピアスを選ぶ人が多いようですが、デザインは他にもあり、可愛いL字型のピアスやアクセサリーのようなピアスをインダストリアルにつける場合もあるようです。
ピアスの位置と名前や名称◎ロック
耳の上の部分の山折れになっている部分の軟骨へのピアスをロックといいます。 耳の軟骨の中でも、特に狭くて複雑な位置にあるために、ロックにピアスをするのは難しいと言われています。 ロックは、ルークとも呼ばれるピアスです。 ピアスをつけるのは難しそうですが、アクセサリーとして考えると可愛くて素敵なピアスですね。 人とは違うピアスをつけたいという人には、おすすめのピアスです。
ピアスの位置と名前や名称◎ダイス
耳の中の上側にある軟骨にピアスをつけるとダイスになります。 写真の耳の内側の軟骨のピアスのひとつした、写真ではピアスがついていませんが、その部分がダイスです。 ダイスにピアスをつけるという人は少ないようです。 軟骨が小さく、複雑なためにつけるのが難しいというのが理由でしょう。 アクセサリーとしてのボディピアスにするのであれば、無理につける必要はないかもしれませんね。
ピアスの位置と名前や名称◎アンチトラガス
アンチトラガスは耳の軟骨ピアスのなかでもあまりピアスをつける人は少ないと言われている部分です。 耳たぶの上側の軟骨にするボディピアスになっています。 耳たぶの上側、耳の下には唯一の軟骨部分につけるピアスです。 この部分にピアスをつける人は少ないですが、その分オリジナリティのあるピアスを選んだり、可愛いピアスを選ぶことで、ピアスをアクセサリーとしてもっと楽しむことができそうです。
ピアスの位置と名前や名称◎オービタル
1つのリングピアスで2つの穴をつなぐピアスの付け方をオービタルといいます。 下の写真の耳たぶについているピアスのようなつけ方です。 まるで指をを耳につけているような、可愛いデザインのアクセサリーですね。 2つの穴を1つのリングが通っていれば、耳たぶではなくてもオービタルと呼ぶようです。 耳たぶの部分であれば、つけるのも簡単なようですね。
ピアスの位置と名前や名称◎トランスバースイヤーロブ
耳たぶを横切るように貫通する付け方のピアスを、トランスバースイヤーロブといいます。 下の写真は、縦に貫通してしまっているので、トランスバースイヤーロブではありません。 トランスバースイヤーロブは、ピアスをつけるのが難しかったり、耳たぶの横につけるということから安定しないので、トランスバースイヤーロブをつける人は少ないようです。
ピアスの位置と名前や名称◎バーディカルトラガス
バーディカルトラガスは、耳の穴よりも前にある小さな軟骨部分より、ちょっと前にピアスをつけることです。 トラガスよりも前についているピアスがバーディカルトラガスになるようです。 ピアスをつける部分としては、ちょっと新しいボディピアスの部分になるそうです。 つけるピアスは、カーブバーベルという、ちょっとカーブがはいっているようなピアスをつけると可愛いようです。 埋め込むタイプのマイクロダーマルというピアスをつける人もいるようです。
ピアスの位置と名前や名称◎チーク
ほっぺにチークを塗るようにつけるボディピアスがチークです。 口の中に入るボディーピアスなので、ピアスの内側はフラットなラブレットが多く使われています。 なんとなく痛々しい気もしますが、ピアス自体は可愛いデザインのものが多いようです。
ピアスの位置と名前や名称◎マドンナ(モンロー)
リップ周辺のボディピアスで、上唇と鼻の間につけるピアスです。 リップの左側につけるボディピアスをマドンナ、リップの右側につけるボディピアスをモンローと、分けて呼ぶ場合もあるようです。
ピアスの位置と名前や名称◎メデューサ
リップの上、鼻の真下にあるくぼみの部分にするピアスをメデューサといいます。 インパクトのあるピアスですよね。 可愛いデザインのピアスよりも、シンプルなデザインのピアスをつける人が多いようです。 鼻のピアスやリップのピアスと、デザインをあわせてつけるのがおすすめです。
ピアスの位置と名前や名称◎ラブレット(ロウブレット)
リップの下、下唇の下につけるピアスがラブレットです。 ラブレットでも、下の方についているピアスのことをロウブレットと呼ぶこともあるそうです。 リップの下にピアスをつけることで、さらに唇が目立ちますね。 可愛いデザインのピアスをつける人が多いようです。