『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』

俳優で現在は監督としても活躍しているブラッドリー・クーパーが、『ハングオーバー!』4作目に出演する可能性があることを明らかにした。

クーパーのキャリアの中で最も早くヒットした作品のひとつが、2009年の『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』で、彼は教師のフィル・ウェネックを演じ、歯科医のステュー・プライス役のエド・ヘルムズと変わり者アラン・ガーナー役のザック・ガリフィアナキスと共演した。この映画は3,500万ドルの予算で4億6,930万ドルを稼ぎ出し、すぐに2011年の『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』と2013年の『ハングオーバー!!! 最後の反省会』という2本の続編を生み出した。

The Daily Beastによると、ブラッドリー・クーパーは最近The New Yorker Radio Hourのエピソードに出演した。そのインタビューの中で、彼は『ハングオーバー!』シリーズの新作に出演する可能性について熱意を示した。

『ハングオーバー5』ならやるよ。「『ハングオーバー4』が先だろうけど。(監督の)トッド(・フィリップス)も、ザック(・ガリフィアナキス)も、エド(・ヘルムズ)も大好きだから。たぶんそうすると思う。トッドは絶対にやらないと思うけどね」とコメントした。

クーパーの『ハングオーバー4』製作への意欲は誠実なものだと思われるが、実際に映画が実現するとなると、かなりの障害があると思われる。クーパーはマーベル・シネマティック・ユニバースでガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバー、ロケット・ラクーンを演じ、オスカーを受賞した『アリー/ スター誕生』や、主演も務めるレナード・バーンスタインの伝記映画『マエストロ』などの話題作を監督するなど、キャリアが急成長しており、スケジュール確保は難しいと思われる。また、『ハングオーバー』のキャストの大半も、映画の成功をきっかけにキャリアをスタートさせた。

またトッド・フィリップス監督もオスカーを受賞した映画『ジョーカー』を監督し、現在はその続編を監督しているため多忙を極めているようだ。