貴重なレザーと言われる国産ロロマレザーはどのような特徴があるのか、また人気の秘密である魅力をお伝えします。これから購入したいと考える方にもリーズナブルでお洒落なオススメロロマレザー商品をご紹介していきます。革商品を身近に感じるきっかけにしてください。
貴重な国産レザー「ロロマレザー(ワックスレザー)」とは？
ロロマレザーとは、純国産レザーに「なめし」と呼ばれる劣化や腐敗を防ぐ加工を植物タンニンなめしで仕上げたものをいいます。なめしをする際、クロムなめしと呼ばれる薬品を活用した方法もありますが、こちらで加工したものはロロマレザーとは呼びません。
「植物タンニンなめし」施したをしたものだけがロロマレザーと呼ばれるのですが、クロムなめしとは異なり植物なめしは手間暇がかかり一つの製品に数ヶ月もの時間を要します。手元に届く時間を待ってもロロマレザーが良いと人気が高まるばかりなのは理由があるようです。それ以外にもある人気の秘密をご紹介していきます。
ロロマレザーの名前の由来
日本にあまり馴染みのないロロマレザーの呼び名ですが、チャールズ・ロロマというインディアンジュエリーを世に広めた人物が名前の由来です。
彼はポピ族と言われる民族の一人でありながら、どの人種や世界にも通じるジュエリーを作り、後世にも影響を与えたのです。彼が作る作品や彼の人柄を尊敬し、宝石のような美しい革を作るといった想いが込められています。その想いが詰まったロロマレザーは、革とは思えない艶感があり宝石という言葉にピッタリです。
ロロマレザーの特徴と魅力
ロロマレザーが人気なのは、もちろん魅力があり通常の革製品とは異なる箇所があるからです。数々の革製品がありながら、ロロマレザーならではの良さを知っている方は一度手にしたら離すことができないかもしれません。
特徴と魅力①エイジングの早さ
ロロマレザーの特徴の一つと言われるエイジングの早さですが、いわゆる劣化を意味しています。革製品は使えば使う程味がでて、とても理想の色合いや風貌へと変化していきます。ワックスレザーとも呼ばれるロロマレザーですが、通常のレザーとは異なり、使えば使うほどオイルが染み出し艶を生み出すのです。
ロロマレザー以外ですと、自身の希望のエイジングに至るまでかなりの時間を要します。しかし、ロロマレザーであればエイジングが早いので希望に近づくまでの時間がかかりません。光沢をもった宝石のようなロロマレザーが、また違った顔を見せてくれるのもファンを魅了する魅力の一部です。
特徴と魅力②やわらかくて扱いやすい
革は堅く使い込まなければ扱いにくいといったイメージがあるかもしれませんが、ロロマレザーは違います。植物タンニンなめしを丁寧に2度工程をしているからこそ、革独特の硬さを除去することができるのです。
革は堅いから使いにくいといった観点を覆し、革初心者の方でもとても扱いやすいのがロロマレザーです。革製品のデメリットと考えられる堅さがなければ、革製品はメリットしかありません。使い勝手が良いロロマレザーだからこそ、購入した時から柔らかさを感じる事ができます。
特徴と魅力③特別な手入れが必要ない
革製品の特徴として、オイルやクリームなどで油分を足していかなければ表面がかさつき、割れの原因になります。手入れが大変という理由から革製品を持たない方も多いですが、ロロマレザーは違います。特別なお手入れは不要であり、艶を出したいと思うのであればやわらかな布で表面を拭くことにより、好みの艶感を出す事ができます。
オイルレザーと呼ばれるロロマレザーならではの特徴であり、たっぷりとオイルが染み込ませてあるからこそ摩擦で染み出します。どれだけ良いものと分かっていても、毎日のお手入れが必要であれば手間となり購入しづらいですが、手軽な手入れであればストレスもないです。
