木の実由来のファッションブランドKAPOK KNOT(カポックノット)は、阪急百貨店うめだ本店の8階プロモーションスペースにて11月22日(水)~12月12日(火)の期間、ポップアップを開催中だ。

機能性とデザイン性を兼ね備えた「KAPOK KNOT」

KAPOK KNOTは、木の実由来の新素材「カポック」を使って、薄くて軽いのにダウンの暖かさを持つアウターを実現したブランド。

カポックは東南アジアに自生する植物で、その実のワタはコットンの1/8の軽さ、吸湿発熱という高い機能性を備えている。しかし、繊維の軽さと短さゆえにワタから糸への加工が難しく、多くの企業が衣類への商品化を諦めてきた。

KAPOK JAPANは国内大手繊維メーカーとの研究開発の末、カポックのシート化に成功し、カポックをはじめとしたサステナブルな素材を用いて衣類を提案、販売するブランド「KAPOK KNOT」を設立した。

生産者、消費者、地球環境の視点に寄り添いながら、機能性とデザイン性を兼ね備えたサステナブルなモノづくりを追求している。

独創的なダウンやわずか500gで暖かいジャケット


「Plant-Based Down 2030:Gathering“Mermaid”(黒色・フリーサイズ)」250,000円(税込)は、2030年のネクストスタンダードダウンを考える、KAPOK KNOTのコレクションシリーズ「Plant-Based Down 2030:Gathering」。

表地から中綿、縫い糸に至るまで100%植物由来のダウンコートが、2030年の世界ではスタンダードになっているのではないかという考えから、最先端の技術を組み合わせてコートをデザイン。

Mermaidは、人魚にインスパイアを得た袖と裾のボリュームがアクセントの至極の逸品。唯一無二のデザインながら、カポックダウンならではの軽快さも両立している。


「エアーライトジャケット(黒・青・オリーブ色、S~3Lサイズ)」38,000円(税込)は新素材カポックを使い、たった500gでダウンの暖かさを実現した。

カポックの繊維は軽く、湿気を吸うと発熱する高機能素材。ペットボトル1本分の軽さで、ダウンに負けない暖かさを感じられる。雨が染みにくい特殊4層構造により、傘の20倍の耐水圧で水滴を弾くため、防寒能力を維持する。

またKAPOK KNOTは、カポック農園、加工工場、縫製工場など、モノづくりの現場と直接やりとりしている。中間業者を挟まないからこその機能・デザイン・価格を実現している。