いま全米で話題となっているセクシャルフルイディティ。そして日本でも近年話題となっているLGBT。 今新しい性セレブを誕生させているこの聞き覚えのない言葉……。今回は全米で話題のセクシャルフルイディティの意味を教えちゃいます!

セクシャルフルイディティ LGBTとは?

性的少数派、セクシャルマイノリティ。通称「LGBT」と呼ばれている社会的な性少数派。 虹色の旗を主なシンボルとしていて、都内に住む人ならレインボーパレード、プライドパレードという言葉を意味は分からずとも聞いたことがある人は多いんじゃないでしょうか。

レインボーフラッグとは六色の虹色が横方向に流れた旗のことで、これは性の多様性、とらわれない心理的な性を表していると言われています。自由を意味する旗を掲げるのは、不自由の証です。日本の閉鎖的な心理において、少数派は爪弾きにされることが多く、その被害の一つがセクシャルマイノリティーです。

例えば、テレビに出ている芸能人の中にトランスジェンダー…男が女へ、女が男へ性転換した人を見かけることも多いですよね。そのことをネタにして笑いを取っている彼ら、彼女らはとても強いです。ですが、日本のその風潮はおかしいということに気がついてください。

セクシャルフルイディティとは?全米で話題の新しい性のあり方!
(画像=『lovely』より引用)

なぜ、自分の望む本当の姿で、自分の心理的性別に従って生きることを笑われなくてはいけないのでしょうか。

これは、不思議で理不尽なことです。私がスカートを好むのとなんら代わりない。生まれた体が男でも、心が女なだけで何が面白いのでしょうか。

そういった人を「笑っていい」という、くだらない閉鎖的な考えは、どうか次世代の子供には受け継がないで欲しいものです。

セクシャルフルイディティ 「レズビアン」

レズビアン。言葉だけは聞いたことがあるでしょうか。いや、その意味を知っている人も多いことでしょう。ですがそれは、決してポジティブな意味合いではない。

「私、ビアンなんです」

というと、周りの人から向けられる視線は好奇よりも嫌悪が強くにじむ。それは、様々な先入観からきた悲しい風潮なのでしょう。心理的に、人間は少数派に冷たい。

レズビアンとは、女性同性愛者のことをさします。心が女性である一人の人間が、一人の女性を愛する心理状況。 女性なら誰でもいいだとか、そういったことは決してありません。そして、知られていないだけで世の中に同性愛者は多く、作家の中山可穂さんを筆頭に様々な有名人の名があげられています。

それは別段おかしなことではありません。人が人を愛する気持ちにおかしいことなどあるはずがないんです。

セクシャルフルイディティ 「ゲイ」

ゲイは同じく同性を愛する心理を持つ人を指し示す言葉です。日本では主に男性同士の同性愛者を指すことが多い。 この語源は元は「楽しい」という意味で使われていた言葉で、この言葉からポジティブなものだと理解してほしい。恋する心は女性心理、男性心理関係なく美しいのだと私は思います。

たまに男性同性愛者のことを「ホモ」と呼ぶ人に出会うこともあるが、それはやめて欲しい。どうしてかといえば「ホモ」は立派な差別用語だからです。いたずら半分に人にそういった言葉を投げつける人こそが精神的欠落者なのかもしれない。嗚呼、なぜ日本はこんなに狭いのか。

セクシャルフルイディティ 「バイセクシャル」

バイセクシュアル。これが、今回の記事の種であるセクシャルフルイディティに近い言葉の一つです。

バイセクシュアルとは性別にこだわらない人で、男と女どちらも関係なくその人の「人間性」に恋をする。よくよく考えてみると、なんの差別もなく人を見ているのはバイセクシュアルの人なのかもしれません。彼らにとって好きとは性別に拘らない、もっと人間の本質的なものなのでしょう。